ホソバタイサンボク観光に行ってきた。

東京都世田谷区にある砧公園に、ホソバタイサンボクを見に行ってきた。

ホソバタイサンボク（細葉泰山木）はとても大きな花を咲かせる木で、今その花が咲く時期。それを見物するのが目的。

公園内を歩き回ってホソバタイサンボクの木を見つけた。遠くからでも、花が咲いているのが分かる。白くて大きい花は、遠くから見ると、木にティッシュでも絡み付いているかのように見える。

花を楽しみにしているのは僕だけじゃなく、もちろん昆虫たちも同じ。この時はミツバチが来ていた。

大きな花びらの内側には、雄しべが落ちて溜まっていく。これも昆虫たちのエサになっている。

なかなか綺麗な状態で咲いている花がない。あっても上の方だから、こんなアングルでしか撮れなくて残念。

一つだけ、咲きかけの蕾があった。たぶん今日は立派に咲いて、見頃になっているはず。

大きさを分かりやすく伝えるため、何かの対象物と一緒に撮影したいんだけど、だいたい手の届かない位置に花が咲いているから、うまくいかない。唯一手の届くところにあったのが、このツボミ。

蕾の長さは10cmぐらい。

ホソバタイサンボクの花の大きさは、普通のタイサンボクのそれと変わらなかった。どちらもとても大きい花を咲かせて、見ごたえがある。

他の木々と並んで植えられているけど、今の花が咲いている頃なら見つけやすい。

先日、羽根木公園のホソバタイサンボクを見に行った時は、まだ花は咲いていなくて蕾だけ見てきたけど、今回砧公園では花もちゃんと見られて良かった。

ホソバタイサンボクの花を見られて満足して帰る途中、こんな木を見つけた。

これ、タイサンボクだと思う。

タイサンボクはもう花の時期は過ぎちゃってるから花や蕾はないけど、種を見つけることができた。僕が見た感じだと、タイサンボクの開花はホソバタイサンボクより1ヶ月ぐらい早いから、ホソバタイサンボクの花が咲く頃には、タイサンボクはもうこうやって種になっている。

タイサンボクは葉っぱが大きい。ホソバタイサンボクの2.5倍ぐらいの面積がある。葉っぱだけを見ると、違う種類の木に見える。

こんな感じで、他の木々に隠れて植えられている。全く気が付かなかったよ。

ホソバタイサンボク観光で、思わぬ収穫だった。

さて、ホソバタイサンボクとタイサンボクの位置は下のマップの通り。

僕はいつもファミリーパークの方ばかり行っていて、反対側のねむの木広場やアスレチック広場の方にはめったに行かないから、知らないことが多い。今回このどちらの木もめったに行かない場所にある。

地図を参考に散歩がてら回ってみて欲しい。

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