何種類もの梅の花を楽しめる梅祭りで有名な東京都世田谷区の梅ヶ丘にある羽根木公園には、大きな木がある。

その大きな木の名前は、

ホソバタイサンボク

細葉泰山木（ホソバタイサンボク）はモクレンの仲間で、北アメリカが原産地。大きく真っ直ぐ伸び、枝葉が均等に広がるから見栄えが整っていて、公園によく植えられる。

たぶん、そろそろ花を咲かせている頃だと思ったので、見に行ってきた。ホソバタイサンボク観光。

あー残念。全然咲いてなかった。

写真の真ん中の木が細葉泰山木。

でも、近寄って葉っぱの間をよく見ると、蕾がついている。

デカい蕾。

もうじき咲くのかもしれない。

これと同じ種類で、ただのタイサンボク（泰山木）っていう木もあって、他の場所でその花が咲き誇っているのを見た。だからこの羽根木公園のホソバタイサンボクも咲いているのかと思ったけど、まだだった。あとちょっとって感じ。

ホソバタイサンボクはタイサンボクに比べると、葉っぱが小ぶり。

ホソバタイサンボクの葉っぱの長さはだいたい15cmぐらい。タイサンボクの葉っぱは・・・・、面積でいうと、これの2.5倍ぐらい。デカいんだよ、笑っちゃうぐらい。花もデカい。花びら一枚がラーメンに付いているレンゲの形に似ていて、大きさもあれと同じぐらい。

蕾を見た限りだと、たぶんタイサンボクの花と同じぐらいかもしれない。少し小さいとしても、それでもそのへんで見かける花よりはよっぽどデカくて面白そう。

このホソバタイサンボクの花はどれぐらいの大きさに咲くんだろう。楽しみ。

砧公園のホソバタイサンボクはこちら。

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おまけ。

せっかく羽根木公園まで来たから、梅園も覗いてみた。

梅園はどの梅の木も新緑の葉っぱで膨らんでいるから、やや窮屈な感じがするほどエネルギッシュで見ごたえがある。もちろん梅の花は無いけど、緑だけというのも良い光景。

赤い枝が特徴的だった『一の谷』という品種の梅の木は、梅の花見の頃と比べると立派に成長していて・・・・、もはやただの梅の木になっていた(笑)。

これ、また来年花を咲かせる頃には、あの繊細な雰囲気に変わるのかな？楽しみ。

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