今朝うちのレモンの木を見たら、幼虫がいた。

遠くから見ても、葉っぱが所々変な形に欠けてるし、黒い点みたいなのがいくつか見えるしで、『あっ、虫来たな！』とすぐに分かった。

そして、どの虫かもすぐに見当が付いた。

これは間違いなく、先日長いことこの檸檬の木の周りを飛び回っていたナミアゲハの幼虫だ。

ちっちゃい！

体調はわずか5mmほど。たぶん、昨日か今朝孵化したばかりだと思う。物凄い勢いでレモンの葉っぱを貪り食っている。

探したところ、葉の裏や枝などにも居て、全部で6匹見つけた。

虫は好きだし、蝶々も好きだけど、育てられないから駆除した。

このレモンの木、『木』っていっても丈は20cm程度のまだ苗木レベルの小ささで、葉っぱは全部で20枚ぐらいしかない。こんな凄い食欲で葉っぱを食べられたら、たぶん一週間としないうちにレモンの木は枯れ、エサが無くなって幼虫も全滅ってことになるのは目に見えている。

育てるにしても、新鮮な柑橘系の葉っぱを常に調達するのは大変。というより、その手段を持っていない。

そんなわけで、うちの可愛いレモンを守るのが優先だから、駆除！

ナミアゲハが来ていた時は卵を産み付けているようなそぶりに気づかなかった。でもちゃんと産み付けていたんだ。

アゲハ蝶の幼虫が卵から何日ぐらいで孵化するのか計算した。

ナミアゲハが来た時の様子を記事にしたのは21日だけど、撮影したのはその三日前の18日。

卵は18日に産み付けられて、昨日なら25日に孵化したことになるから、産み付けられてからわずか7日で孵化したことになる。

はやい！

さすが春と夏の間だけで3,4世代進むアゲハ蝶だけのことはある。産まれて、孵化して、羽化して、また産んで、、、、って、人間に比べたら凄い速いサイクル。

たぶんこれからまだ孵化してくる幼虫がいると思う。今日見つけた幼虫たちは、一本のレモンの木でだけだけど、レモンの木はもう一本あって、ナミアゲハはそっちの木にも何度も止まっていたから、きっと卵を産み付けているはず。

注意して見守らないと、あっという間に葉っぱが無くなってしまいそう。

孵化から7日目

ナミアゲハの産卵

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