ラオスフェスティバル2012(Laos Festival 2012)に行ってきた！

今日5月26日(土)と明日27日(日)の二日間は、東京都渋谷区の代々木公園でラオスフェスティバル 2012が開催されている。

今日は朝から青空が広がり風は穏やかで最高気温24度と暖かくお祭り日和。

このラオスフェスティバルは今年で三回目の開催で、毎年やっているわけではなく、前回の開催は一昨年の2010年。二年間分の溜めたエネルギーがドカーンと出ていて『これぞラオスだ！ラオスを楽しめ！！』って感じの祭りであって欲しいんだけど、ラオスフェスの公式ページを見ていて、なんとなく去年のネパールフェスや先週のジャマイカフェスのように『主役の影が薄い祭り』なのかもしれないって感じがしたから、あまり期待をしていなかった。

ところがところが・・・・、

予想外に楽しい！！

実際に会場に入って露店を回ってみると、殆どがタイ関係のものばかり。

ラオスが見当たらない！

フランス料理とかいって、庶民的な東南アジアの雰囲気に全く馴染んでない。フランスはまたいずれ行きたい国ではあるけど、このタイミングで見かけても面白くない。

『あーまたか！やっぱりか！主役を見つけるのが大変なごちゃまぜ祭りか！』と思ったものの、どうも会場の雰囲気はほんわかというか、明るいというか、透明感があるというか、タイ物が多いけどタイフェスとはまた違う雰囲気に気づく。

会場の雰囲気がとても良い！

健全なタイフェスティバル

って感じがする。

シンハービールやパッタイやタイパンツなど、タイの物で会場の大部分を埋め尽くしていて、各露店が申し訳程度に『ラオス』と名前の付いたメニューを用意している『ヤッツケラオス』って感じは確かに残念なんだけど、ちょっと意識を切り替えて

『小規模な東南アジア祭り』ととらえるととても楽しい。

混雑具合は予想以上。だけど、不快感が出るほどの混み具合じゃない。そして、高校生のフリーマーケットやチャリティーイベントなどがあるせいで、会場全体に元気で健全な空気が流れている。

ラオスと日本は教育関係の交流が活発なのかな？

食事のためのテーブルや椅子もあるし、立ちながらでも人にぶつかる心配をしなくていいスペースは十分確保できるので、おちついて『食べ歩き』が出来る。そういう混み具合。

お祭りの人の熱気が欲しい！だけど食べ歩く空間的ゆとりも欲しい！っていう人には丁度良い状態になっている。

ただ、僕がいった正午頃の状況だから、夜はどうなるか、明日の日曜日はどうなるかは分からない。

何がラオスの食べ物なのか、よく分からない。東南アジア方面に旅行へ行ったことがある人には何人も会ったことがあるけど、タイ、ラオス、ベトナム、あのへん、そのへん、細かく食文化の違いを体験して知っている人は居なかった。

だからラオスって言われても、『あのへんみんな同じようなフォーとか食ってんじゃないの？』ってイメージしか持っていない。

そんな僕でも、更に、タイ料理に侵略されてしまっている会場の状況でも、たぶんこれがラオスのウリだなーって分かった飲み物がある。

それがこれ。ビアラオ！！

きっとこれがラオスのエース！

どの露店でも￥４００円で売っている。

味は分からない。飲んでない。今日はさーっと会場を通りすがっただけで1時間もしないうちに出てきたから。

でも、凄く祭りの雰囲気が良かったから、また明日ちゃんと行きたい。その時に飲む！

何気にビックリな人がいた。

会場のサテライトステージでは料理教室がやっていた。教室っていっても、手取り足取り教える感じじゃなくて、先生が淡々と作っていくところを解説をいれながら見せるというもの。

料理が出来上がったところで、司会者が『では、味見をご自由にどうぞ。』と、周りを囲んで見ているお客さんたちに声をかけた。

声をかけたけど、すぐにステージに上がって食べようとしたのは2,3人。他は静観している。このへんは日本人らしい反応(笑)。

その様子を見た司会者が『この先生は、駐日ラオス大使館のコックさんなので本当に本物の味ですよ』みたいな事を言った途端、全員ステージへ殺到！

このへんもステータスで評価する日本人らしい反応で笑った(笑)。会場中もお互いに『お前らみんな下品だなオイ！』って感じの爆笑に。

僕は一番後ろにいたので、ステージには上がれずに、食べられもしなかった。なんとかカメラだけでも人の隙間から押し込んで写真だけ撮れた。

終了間際にデカい肉を取ろうとしているどこかのおじさんの手。僕じゃないよ(笑)。

こんな凄い人が、なぜメインのステージで催さないのか、不思議なラオスフェス。

これとてもいい企画だよ！大きいステージでやったらいいのに！もったいない！

正午頃の会場の様子。僕はこれぐらいの混み具合が好き。熱気も露店もイベントも気軽に楽しめる程度の混雑。

これは素晴らしい！イベント広場中央の階段を挟んで反対側は、高校生たちによるフリーマーケットスペースになっている。

何気にこれいい。調理器具。現地の郷土料理なんかを作るための調理器具って、それ専用の形やデザインをしているから面白い。

タイパンツにアラジンパンツ。もはやカオスフェスティバル。

ラオス語講座。ステージの前に集まったお客さんたちは、ちゃんとリピート・アフター・ミーしてたよ。

ビアラオ（Beerlao）にはビアラオ・ダークっていうのもあるんだ。飲んでみたい。

ラオス産の黒米を使った黒米焼酎が気になる。

ラオスフェスティバル2012の初日はこんな様子だった。

ほどよい規模の東南アジアフェスティバルと思って行ってみて欲しい。とても良い空気感で、会場を練り歩いているだけでも楽しいお祭り気分になれる。

ラオスフェスティバル公式サイトはこちら。

ラオスフェスティバル 2012 最終日のレポート

2012年の代々木公園のイベント情報はこちら。

Amazonで見てみる

Amazonで見てみる

おまけ。

多分に僕の主観が入っているかもしれないけど、ラオスフェスティバルの会場には『アジア美人』が多い気がする。

気のせいかな？

この記事を気に入ったら下の【Good】ボタンを押そう。

3