東京の代々木公園では今日9月17日(土)と明日18日(日)の二日間に渡って、ネパールフェスティバル2011(Nepal Festival 2011)とベトナムフェスティバル2011(Vietnam Festival 2011)が同時開催されている。

どちらもそれぞれの国の料理や飲み物や催し物を楽しむ事が出来る。いずれも入場料は無料なので、散歩がてらでも外食する目的でだけでも行ってみると、ネパールとベトナムのそれぞれの文化の臭いを少しだけでも嗅げて楽しい。

今日の代々木公園は下の写真の通り、ぶ厚い雲が多く見られたけど、僕が会場に居た11時から13時の間は晴れていた。午後もずっと晴れているので、天気は気にせずフェスティバルを楽しむことができそう。

ネパールフェスは代々木公園内のケヤキ並木通りという場所で行われている。ベトナムフェスのすぐ横で、お互い繋がっているから簡単に行き来できる。

ネパールフェスティバルの方は、ベトナムに比べて大分ザツな感じがした。というのも、会場の露天が大雑把すぎて、どのへんがネパール的なのかよく分からない状態だったからだ。

ネパール語オンリーな露天もあれば、白い紙に黒字で『インド料理』っていう文字だけだったり、店員がお店の中にひきこもってたりと（もうフェス始まって2時間ぐらい経ってるのに）、いろいろ大雑把すぎて近寄り難い(笑)。メニューがネパール語で書かれていてその下に『\500』って書かれてもさ、近寄って『何を売ってるの？』って聞く気すらおきなかったから殆ど素通りしていた。

そんなケヤキ並木通りのネパールフェスティバルでも、折角来たんだから何かネパールの食べ物とビールを体験したい。ということで、日本語でメニューが書かれた飾り気のある露天らしい露天で（当たり前だけど！）、モ・モと呼ばれるネパールの蒸し餃子と、Nepal Ice（ネパールアイス）というネパールのビールを買った。

申し訳ないことに1万円しかなくて、それで払った。断られずに買えてよかった。ブラジルだと小さい金額の買い物に大きいお金を出すと、普通にレジで断られるんだ(笑)。

モ・モはトマト風味？なピリ辛ソースを付けて食べる。日本人用に味付けしてあるのかもしれないけど、美味しかった。これ日本人の口に合う。

ネパール・アイスも美味しかった。ブラジルのビールに近い感じがして、この暑さに合っていて楽しく飲めた。

何より楽しかったのは、偶然テーブルに向かい合って座ったご年配のご夫妻とネパールやブラジルについて会話をできたこと。

そのご夫妻は以前ネパールに行ったことがあって、ネパール現地でモ・モを食べた時の話やネパールアイスをよく飲んだなんていう話から、誘拐や山から転げ落ちるのがとても身近な出来事なんていう治安や日常の話なんかをしてくれた。とてもとても楽しかった。

僕が食べていたモ・モを食べてもらった。丁度お腹も膨れてきていたから。そうしたらそのご夫妻も鶏肉の炒め物を食べさせてくれた。それがこれ。名前は分からない。とても美味しかった。ごちそうさま！

さて、少し会場を歩いた。

『おっ！ネパールの特産品か？！』と思いきや、ベトナムグッズだった(笑)。

ベトナム、インド、タイ、ネパールなんかがごちゃごちゃ混ざってて、どれがネパールモノなのか全く分からない。ネパールの物とはっきり分かったのは食べた料理とビールだけ。

この記事の写真はネパールフェスティバルの会場区画のものだけど、実際はベトナムとかインドとかタイとかいろいろ混ざっている。もうどれがネパールなのか分かんない(笑)。

感じからして、フェスティバルと称して大々的に開催するほどネパールネタが無いっていう事はよくわかった。ネパール区画は1/6程度にして、残りの区画に同規模の他の国をいくつか持ってきた方が分かりやすく楽しめた。

ちょっと見せ方がまずかったせいで勿体ないことしてるなぁと思ったネパールフェスティバル2011だった。

でもネパールアイスは美味しかったよ。本当に。あれだけ飲みに明日も行こうかなとか思ってる。

ネパールフェスティバル公式サイトはこちら。

同時開催されているベトナムフェスティバル 2011の様子もこのブログに写真入りで掲載している。まだ読んでいない人はチェック！

また、ネパールフェスティバル最終日の様子はベトナムフェス最終日の記事の最後に同時掲載した。

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