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PENTAX Qの良い点と悪い点

 
2011-11-02 08:22 Good(148) Comments(3)
in Camera - カメラ

※2012/6/23最新。この記事は随時更新。(まだPENTAX Qの機能を全て使い切っていない段階での感想)


先日買ったデジタル一眼カメラ PENTAX Q についての感想を書く。僕のようなカメラや写真撮影の初心者が実際にこのデジカメを使ってみて感じたことを、良い点と悪い点にまとめる。

対象はPENTAX Q本体だけでなく、標準レンズの01 STANDARD PRIME、02 STANDARD ZOOMを始め、ケース、レンズ保護フィルター、フードまで、実際に所有して使っているもの。

つい先日まで、自分が購入を検討している中で様々なレビューが役に立ったから、今その状況にある人がこの記事を参考の一つとしてくれると嬉しい。


まず僕がどういう立場なのかを簡単に書く。

  • カメラ、写真撮影の初心者。PENTAX Qを買うまで露出やF値も知らず、マニュアルフォーカスなど触ったことがない。7年前に買ったオートフォーカスのコンデジを愛用。
  • PENTAX他、関係会社どころかカメラ関係の団体に親類縁者知人もおらず、スポンサーでもなければ音関係の仕事で繋がっているわけでもない。
  • PENTAXに良い思い出も悪い思い出もない。
  • 写真や絵画は好き。個展にも足を運ぶ。

こんな僕の目線からの感想ということで、以下読んで欲しい。

まずは不満に思うことから。不満といっても、『あんな機能も欲しいー、こんな機能も欲しいー、もっと楽して良い写真撮らせてー』なんていう殿様思考からくるぶっとんだものではものではない。仕様によるデメリットや『このカメラでなぜ?』と感じること。不満な点を最初にしっかりと把握しておくことは大切だから最初に書く。

悪い点

小さすぎて持ちにくい。

ペンタックス Q - PENTAX Q

各所で良い点としてよく挙げられているんだけど、それとは別の話で、違うシーンで小さくて困る時がある。

カメラを構える時に、片手、つまり右手だけで持つことになる場合がある。そうすると、ボディが小さいからカメラの端っこを右手の親指と中指だけで挟む格好になる。これけっこうツライよ。重く感じるし、落っことしそうになることもある。女性はもっと辛いと思う。ちなみに僕の手の大きさは並程度。



高画質の程度。

公式サイトでは『高画質』という言葉で宣伝しているけど、いわゆる野鳥や自然動物をアップで鮮明に写すような高画質ではない。あれはまた別の次元の話。僕は音楽の方で『高音質』なんて言葉の幅を日々味わっているから、過度な期待をすることもなく実際に使ってみるまでは分からないという心構えだったからいいけど、人によっては色々なメディアを通して見る『高級機材と卓越した技術とセンスで撮影した高画質』をイメージしてしまうかもしれないから、この点は十分注意する必要がある。

とはいえ、7年前の320万画素のコンデジを使っていた僕からすると、十分すぎるほどの高画質ではあるよ。用途から考えても十分な画質。


ピントを合わせにくい。

レンズのクルクル回すピントリングの動きをもう少し精密にしてくれると助かる。特に絞り開放の時は被写界深度がとても浅いから、ちょっとリングに触っただけであっという間にポイントからずれて、目標のピントから行ったり来たりを繰り返すことがしばしば。

特に02 STANDARD ZOOM を使用している時に、遠くにピントを合わせる時は半端じゃない難しさがある。合わなくて諦める時もある。


液晶画面が見にくい。

日中、日差しの中で写真撮影をしていると、このPENTAX Qの液晶画面は全く役に立たない。完全に鏡と化してしまう。細かいピントを合わせることはまず不可能。手で覆って影を作って、なんとか被写体が画面に入ってることを確認できる程。

一眼レフのようにファインダーが無いのはやっぱり辛い。別売りのアクセサリーで01用光学ビューファインダーO-VF1というのがあるけど、店頭で試してみたら、これは単に枠決めを確認できるだけであって、一眼レフのファインダーのように象が反映されるわけではないからピント合わせには使えなかった。これが使えれば液晶画面を頼らずに日差しの下でも使いやすかったはず。

ただ、この光学ファインダーは、デザイン的にはかっこいい。かわいい感じ。それでも、いくらデザインを重視している僕でも、これに2万円も出す気にはなれなかった。


昼間に見にくいという以外に、まだ問題がある。それは、初期設定のままだと明るすぎる点。液晶で見て丁度良い明るさに調節して撮った写真でも、自宅のパソコンやテレビで見ると暗い写真になっている。これは初期設定のフラットな設定でそうなっているから、二段階暗くすると丁度良い。正確には一段階と二段階の間ぐらいな感じがするけど、そこまで微調整はできない。

しかし!二段階暗く設定していると、昼間の外では見にくくなる。この場合、デフォルト値に戻すと見やすくなる。結局慣れるしかない。


エフェクト類の設定が大雑把

PENTAX Qのエフェクトは3種類に大別され、トイカメラ、フィッシュアイ、ハイコントラストなどのデジタルフィルターと称されている機能群、あでみやび、ドラマチックアート、Auto110モードなどのスマートエフェクトと称されている機能群、ポップチューン、銀残し、リバーサルフィルムなどのカスタムイメージと称されている機能群がある。これら画像に特殊な効果を与えるエフェクト類の掛け具合が、大抵二段階か三段階で設定できるようになっている。掛かり具合をもう少し微調整したくなる時が多々あるから、できれば五段階程度にして欲しい。もちろんエフェクトによっては、もっと細かく設定できるものもある。


ボタンが押しにくい。

これに関しては、僕はデジカメのボタンはどれも押しにくいと感じているから書くか迷ったけど、一応書いておく。僕はヴィオロンを弾くため、右手の爪が長い。きっとネイルをしている女性と同じ不便さを日々の生活で感じている。爪の先でボタンを押すと、ボタンに書かれている表示が削れて消えてしまいやすいから、親指の第一関節の腹側で押している。


RAW保存が遅い。

RAW保存を設定すると、メモリカードへの保存に時間が掛かる。今僕が使っているメモリはCLASS6。これでJPEG保存で2秒ちょい、RAW保存で5秒、JPEG+RAW保存で6秒かかる。保存待ちをしていてシャッターチャンスを逃したこともあったから、できるだけ高性能のメモリカードを使ったほうがいい。今はCLASS10を使っていて、これよりは速くなっている。


バッテリーの持ちが悪い。

どういった用途でこのPENTAX Qを使うかによるから、一概に持ちの良し悪しによって、それが不便かということは言い切れない。僕が今まで使った事実を書くから、それを参考にして欲しい。

上野動物園で動物を撮りまくった時、エコモード、オートパワーオフを両方とも切ってほぼ電源を入れっぱなしで撮りまくって、バッテリー1本で1時間30分~2時間持った。バッテリーを2本使って約4時間で1106枚撮影した。

写真撮影が第一目的ではなく、出先で気が向いたら撮る程度の使い方なら、バッテリー1本で足りる。

他のデジカメでも言えることだけど、写真を撮る以外に画像の確認や設定変更を頻繁にやっていると、それで電力を消費して消耗が早くなるから、体感的にスペックよりも持ちが悪いと感じてしまうことはある。

また、『撮りたい!→カメラON→設定(エフェクト含む)をいじりながらイメージを固める→なんか良い画像になった所でパシャッ』という使い方をしているとバッテリーの消耗が激しい。『撮りたい!→結果をイメージ→その結果を得るための最短手順(設定)をイメージ→カメラON→イメージした手順で設定変更→パシャッ』にすると、カメラONした所からパシャッまでの時間が短くなって電力消費量が少なく済む。この差はとても大きいと思うよ。


たまにフリーズする。

カメラでフリーズって変な感じがするけど、たまにフリーズする。

また、ファームウェアVer. 1.00の時はフリーズだったけど、1.01にしてからはフリーズをしなくなった代わりにシャットダウンするようになった。電池残量も十分ある状態で、これといって強い衝撃もなく、無理な操作もなかったのに、突然画面が真っ暗になって電源が落ちた。

残念ながら、こんな感じでPENTAX Qのシステムは不安定。


交換レンズが少ない。

PENTAX Qには高いレンズと安いレンズの二種類がある。01 STANDARD PRIMEと02 STANDARD ZOOMは高い方のレンズで、03 FISH-EYEと04 TOY LENS WIDEと05 TOY LENS TELEPHOTOは安い方のレンズ。

安い方のレンズは使ったことが無いから割愛。安いけどそれぞれ写真の質感が変わると思うから、表現方法の一つとして買い揃えるのは全然アリだと思う。ただ、04 TOY LENS WIDEについて、単に広角目的であれば02 STANDARD ZOOMを買った方がいい。こっちの方が広く写せる。都心の大手家電量販店ならPENTAX Qを10台ぐらいと全レンズ付きで展示してあるから、見比べてみて欲しい。

今は01レンズで近距離スナップを、02レンズで中長距離風景を、というように使い分けている。01では近くの物がしっかり撮れて遠くの物が潰れるけど、02では遠くの物が01よりくっきり写って近くの物は雑な感じになる。

高い方のレンズとして、望遠、マクロ、このあたりを早く出して欲しい。


シャッター音がダサい。

音楽やってる人間としては、いろんな音が気になる。中でもPENTAX Qのシャッター音は『クシュクタッ』っていう感じでダサい。一眼レフの『カシャコンッ』っていうキレは無い。

それと、オートフォーカスが決定した時やタイマーの音も、なぜ『ピッ』なのか?ここまでデザイン重視で作っているデジカメなのに、サウンドデザインがまったく出来ていない。ありきたり&ダサい。僕なら他の音を付けるよ。残念ながら、音に関しては良いと感じた点が一つもなかった。


ホットシューのバリ。

ホットシューのバリ - The Burr of Hot Shoe

ホットシューのキャップを取ると、装着時には見えない部分にバリの後がある。なぜここでこんな手抜きをするかと、不思議に思いつつがっかりした。



発熱しやすい。

発売が秋口だったこともあるし、僕が買ったのが10月末だったこともあって、現時点で日本で日常で使っているぶんにはまだ気付きにくい点がこれ。発熱しやすい。

気温30度ぐらい、昼間の日差し、無風、湿度高め、という暑い環境、いわゆる『本州以南の蒸し暑い夏』のような状況下で使っていると、30分ぐらいで液晶画面の左隅に赤い温度計のマークが出てくる。

赤い温度計のマークは、取扱説明書に記載されていないマークで、これはカメラ内部が異常な発熱をして高温になったことを知らせる警告マーク。そのまま使い続けていると自動的に電源が切れる。(高温になると自動的に電源が切れる事については、取説P.112とP.233に記載されている。)

僕がこのマークを見た時は、どんなふうにカメラを使っていたかというと、上記の蒸し暑い状況下にて、カメラ本体が直射日光に当たることもあれば、木陰や撮影者の体の影に入ることもあるという状況で、ずっと日晒しというわけではない。また、電源も入れたり切ったりしている。その使い方で30分ぐらいたった時点で赤い温度計マークが表示された。

つまり、このように普通に夏に起こりうる使用状況で、カメラ内が異常な発熱をしてしまい、撮影を中止して電源を切らなければいけなくなる。

この時同じ環境で使用していたEOS 60Dはなんともなかったし、日本より暑い環境のブラジルで使っていたコンデジでも、こんな事が起きたことはなかったから驚いた。EOS 60Dは、ボディは黒だし、電源入れっぱなし、ライブビュー液晶画面つけっぱなしで使っていたのになんとも無かった。

メーカーへ問い合わせたところ、上記の使用状況で30分程度での異常発熱はPENTAX Qの仕様だという回答を貰った。温度計マークが出たら、すぐ電源を切って、冷めるのを待ってから撮影して下さいとのことだった。

そして、取説に記載していない点と合わせて、関連部署に連絡するとのことだった。

ちなみに、僕が使っているPENTAX Qのボディの色は白。白でこの発熱ということは、熱を集めやすい黒ボディだとどうなるのかな?


01レンズ用のレンズフードのメッキが剥がれやすい。

01用メタルフード - Lens Hood MH-RA40.5mm

01 STANDARD PRIMEに装着する銀色のレンズフード『01用メタルフード MH-RA40.5mm』のメッキは、とても剥がれやすい。使ってまだ二週間という時点で、ポロポロとはがれてきている。

PENTAX Q用 レンズフード MH-RA40.5
Amazonで見てみる



続いて、良い点に関して。

良い点

マニュアルフォーカスできる。

今までオートフォーカスしかないコンデジで、思うところにピントを合わせられない状況に何度もあってもどかしい思いをしてきたから、自分でフォーカスをきめられるマニュアルフォーカスなんていうシステムは感動もの。ピントリングをグリグリ回すだけでも楽しくてテンション上がる。


小さくて携帯しやすい。

ペンタックス Q - PENTAX Q

小さくて軽いからコンデジに近い感覚で持ち歩ける。出先で写真を撮りたくなった時にサっと使う可能性を考えて、『一応持っていくか』という気になるほど手軽なサイズ。

出かける時は、ケースを付けたPENTAX Qをボトムのベルトループにぶらさげ、ミニ三脚と換えのレンズと予備のバッテリーをポケットへ。ミニ三脚を使って撮影する場合は、ケースからカメラを外して、ミニ三脚に乗せている。ケースはベルトループに絡ませたまま。



デザインがイケてる。

一眼カメラとしてはデザインが際立って良くて気に入った。色は白にした。


男女問わず、携帯していても暗そうな人に見えない。

PENTAX Qを手に持っていても、腰に付けていても、首からぶらさげていても、たすき掛けしていても、カメラというよりアクセサリーという感じがするから、これといって暗そうな性格の人には見えない。

また、街中で撮影していても、不審者っぽく見えない。


機能の量が丁度良い。

マニュアルフォーカスが初めてというカメラや写真撮影の初心者だから、このカメラ以外の写真撮影の事も勉強しなくてはいけない。そんな状況の初心者には、このペンタックスQの色々な機能は、がんばって勉強して使いこなせるようになる適度な量。多すぎる、精密すぎるということで挫折してしまう気配は今のところない。


シャッターボタンの半押しの軽さが良い。

オートフォーカスを使っている時に、シャッターボタンを半押しにするとフォーカスが決定する。その半押しにする時のボタンの硬さが軽くて良い。今まで使っていたコンデジは、半押しと全押しの硬さが同じだったから使いにくかった。


レンズ交換しやすい。

カメラ本体が小さければレンズも小さいから、レンズ交換をしやすい。片手にカメラ、片手にレンズを2個持って交換できる。


適度な種類のエフェクトが良い。

カスタムイメージやスマートエフェクトやデジタルフィルターを使って、撮るその時に自分のイメージに合わせて写真を作れる感覚はとてもいい。一旦家に持ち帰ってソフトで加工するのもいいけど、それだと良くも悪くもその時感じたものが薄れて別の気持ちが入ってきてしまう。『その時その場で』のライブ感がとても好き。


フラッシュが良い。

ビヨーンと飛び出るデザインがかっこいい。触ってみると、見た目ほど弱々しい感じはなく、しっかりした作りになっている。

また、フラッシュをたいて撮影しても自然な感じで撮れる。


フラッシュを使わずに室内で撮れる。

コンデジでは必ずフラッシュを必要とするシーンでの撮影でも、このPENTAX Qだとフラッシュを使わずに撮影できる。

今までは暗いからフラッシュを使うという考えだったけど、Qを使い始めてからは、『フラッシュも写真の効果の一つ』として考えるようになった。


ミニ三脚でしっかり立つ。

ペンタックス Q - PENTAX Q

折り畳むと10センチ程度のミニ三脚に乗せても、ちゃんと固定できて撮影できる。もちろん極端に傾けた場合は倒れる。手軽さが売りのPENTAX Qを持ちながら大きな三脚を持ち歩くのはおかしな話だから、この点は何気にとても助かる。

だからいつもミニ三脚も一緒に、ポケットに入れるかカメラに付けっぱなしにして持ち歩いている。

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普通に綺麗な画像。

ということ。十分普通に綺麗な画像。

しばらく使っていて実感できたのは、PENTAX Qは写真撮影の腕の差が凄い出るデジカメということ。

カメラ本体と各レンズにはそれぞれちょっとしたクセがあって、アイディア、構図といったところの見せ方の上手さも影響するけど、クセを掴んでこのカメラが最良の結果を出せる撮り方を分かってくると、単純に画質、解像感といったところの印象を変えることができる。

ただのコンデジ画質に感じるものから、デジタル一眼レフ画質に感じるものまで、撮る人の腕次第で大きく変わる。

もちろん、原寸大やそれに近い縮小サイズで見たら1800万画素以上のデジイチとは比べられるものではない。

良くも悪くも常に90点ぐらいを出してくる良い子ちゃんカメラじゃないところに、いじる楽しさを感じられるから僕は好き。


オールドレンズがいろいろ使える。

PENTAX Q WORLDという本で見たんだけど、本体とレンズの規格が違う接合部を補うマウントアダプターと呼ばれる部品を介して、古いレンズなんかがいろいろ装着できるみたい。レンズ資産を沢山もっている人はそういう楽しみ方もできる。


撮影しやすい。

機能的な扱いやすさを言っているのではなく、撮るのが難しい場面でも自然に撮れるという意味。

例えば、複数の露店を渡り歩いて食べ歩きをするお祭りでは、買う時にお店の店員に撮影許可を貰いやすく、気軽にポーズしてもらいやすい。

また、買った食べ物を食べる前に撮影する際、片手に料理、片手にカメラという状況でもさっさと撮れる。

特に混雑するお祭りほど、この PENTAX Q は重宝する。



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総括

インターネットでは色々なカメラで撮った色々な写真を見ることができる。それらを一枚でも多くみて、PENTAX Qの写真と比べてみると、このデジカメの画質が同価格帯のものよりも精密さ、鮮明さ、解像等と言われる部分では劣っていることがよく分かる。素人目にもわかるほどはっきりしている。

だから、いわゆる『鮮明な写真を撮りたい』という気持ちが何よりも上回っていたり、数値的な事がとても気になるのであれば、PENTAX Qを買うことは止めた方がいい。

自分がどの程度の画質を必要としているかをきちんと把握して、機能面を見ることが大事。闇雲に綺麗綺麗綺麗がいいーーーって言っていると疲れるよ。

僕みたいに、自分の用途とそこで必要な画質を把握して、携帯性を含めた総合的なデザインを重視しているなら、このPENTAX Qは購入の検討をする価値がある。

ただし、これから購入する場合、僕が感じた重大な二つの欠点と矛盾を受け入れる事は必要。『日中は液晶が役に立たない』ことと、『異常発熱しやすい』という二つの欠点。そして、この欠点から出てくる、『カメラを持ち歩く楽しさがウリなのに、昼間に弱い』という矛盾。

僕は『わがままなヤローだ』と思って可愛がって使ってる。楽器や録音機材と同じ感覚。道具は自分で作っていくものだから。そう思えるのも、デザインその他から総合的に気に入っているから。


僕が今までPENTAX Qで撮りためた写真を、初心者なりの作例としてまとめて掲載しているので、そちらも参考にしてほしい。


※2012/6/23最新。この記事は随時更新。(まだPENTAX Qの機能を全て使い切っていない段階での感想)

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Comments - コメント

cyclops より
2012-09-09 21:24
ほかの関連する記事も見ましたが、とても参考になりました。

Reply from Yasu

それは良かったです!見てくださってありがとうございます!

田中敏充 より
2012-10-01 13:27
初めまして。私もQを使っていまして、画質などに関する感想は主様とほぼ同じです。
安価な純正レンズの中で、FISH-EYEはお勧めです。一度お試しください。※それ以外のTele、Wideは正直あまり用途を見いだせていません。
Reply from Yasu

初めまして!

01、02レンズだけでも楽しく満足して使っていますが、03魚眼にはそれとは違う魅力がありそうでとても興味を持っています。

SeikoSaizan より
2013-01-03 09:15
はじめまして。お世話になります。

スナップ撮りを中心にPENTAXQを使おうと思って購入しました。
とても参考になりまして、有難う御座います。


PENTAXQを購入。2時間充電して2時間程度の使用でバッテリーの残量が0に。
自分の購入した付属のバッテリーが不良品かと思ってしまいました。

そもそも、バッテリーその容量が小さいのですね。
購入時に、バッテリー2個パックがお勧め品として出て来た意味が
この記事を読んで理解できました。




Reply from Yasu

はじめまして!

予備を含めて2個あると安心です。僕も2個持ち歩いています。

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  • SeikoSaizan: はじめまして。お世話になります。スナップ撮りを中心にPENT...


  • bamboo: 写真入り助かります!!


  • 田中敏充: 初めまして。私もQを使っていまして、画質などに関する感想は主...


  • cyclops: ほかの関連する記事も見ましたが、とても参考になりました。


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