懐かしのハードサンプラーAKAI Z8の内臓ハードディスクドライブをＳＳＤに換装した。

今はＰＣ内にまとまるものだけど、アウトボードとしてみると意外とイケてる面もある。

AD/DAコンバータがけっこう優秀で、クリアでつぶだちのある音を返してくれる。

例えば古い機材の Digi 003 Rack+ だと中域がにごって一音一音がくっつきぎみになるところを、Ｚ８経由で流し込めばクリアになる。

マスターレコーダーとして利用するのもいいし。

新しい機材買うのもなんだかなーーーという人にはおすすめ。

ただ、今だとたかだか１０万クラスのレコーダーの方が純度の高い音を返してくるので、予算があるならそっちを買ったほうがいい。

ということで、基本的にお遊び的なサンプラーの改造。

当時奮発して２５０ＧＢのＨＤＤに即入れ替えた。

静かなＨＤＤとはいえ、下のシの音がブーーーーンとなりっぱなしで、ギターの低いシとかぶるのでちょっと厄介。

ただ、マイキングによって録音対象の音でマスキングされる分があるので、ミックスの段階でわりとごまかせるんだけど、スタジオ内でこいつだけ音が鳴ってるので気持ち悪い。

ということで、消音を目指してＳＳＤに換装してみることにした。

ＡＤＡＴＡの１２８ＧＢ、ＳＡＴＡ６で読み書きどちらも５００以上出る高性能なもの。

ＳＡＴＡコネクタをＩＤＥに変換するボードを介して、本体のＩＤＥケーブルと接続する。

付属の板にのせればぴったりはまる。ネジもＳＳＤの付属品。

ギリギリ接触せずに入る。基盤上のパーツはぶつかって曲がっているのではなく、最初から曲がってついているだけ。

こんな感じでスッキリ。

Z8 OSバージョン１．４５で起動。

フォーマットしてディスクインフォ。

ADATA SX900と表示される。

今回使用した変換アダプタは変換名人というやつ。起動すると緑のランプが光る。

今回のZ8改造に使ったパーツは下記の二つ。

SSD SATA3.0対応 2.5インチ 128GB

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変換名人 SATA → IDE変換アダプタ

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どちらも安価だから失敗してもダメージは小さい。

性能の良いＳＳＤを選んだのも、失敗した場合そのままＰＣで使えるから。

１２８ＧＢだから、早くつぶれても良いようにレコーディング専用ドライブにするつもりだった。

音ネタを入れるには小さすぎるから。

内臓ＳＳＤにして、目標通り無音にできた。そして動作が速い。録音や再生など普通に使えている。ただ、うちは64bit環境だからソフトからの操作を試せていない。

相性なんかもあるかもしれないし、完全に動作するかは不明。

ちなみに、外付けのUSBにUSBメモリを差しても起動できない。

中にドライブがささってないと、ウンともスンとも言わない。

人間アースでギターノイズをクリア

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