最近、ヤマハのサイレントギター（SLG-120NW）がノイズを発するようになった。

ノイズは低い「ンーーーー」という持続音で、シールドや接続先の機材を手で触ると消える。

アースノイズだ。

コンセント、その他の機材のアースなんかを見てみたけどおかしいところはないから、きっとこのサイレントギターがおかしいんだろう。

急にどうすることもできないけど、レコーディングがあったのでこんな感じで応急処置。

シールドに針金を巻いて、伸ばして足元まで。針金の束の方をを足（裸足）で踏んでおく。

人間アース

即席の対処法だけどちゃんと効果はあってノイズは消える。

ディストーションサウンドだと大幅に増幅されて気付きやすいんだけど、クリーントーンだと気付きにくい。とても小さいノイズ。

小さいノイズだけど不快感はとても大きい。長時間重いバッグを持っているような、ジワジワゆるやかに圧迫されるような苦痛になる。

消えた瞬間、パッと目の前が明るくなるような気持ちよさ。

こんな即席の人間アースでノイズを解消してレコーディングしたのがこれ。

O pato （オ・パト）

邦題は「アヒルのサンバ」や「ガチョウのサンバ」で有名なブラジル音楽。

サイレントギターの本体を開けるのは簡単だけど、配線を見てもわからなそう。

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