昨日（２０１６年３月１８日）豊洲ＰＩＴで行われたブエナ・ビスタのライブ”アディオス・ツアー”に行ってきた。

オリジナルのメンバーはご高齢だが、とてもパワフルに茶目っ気たっぷりなパフォーマンスで会場を沸かせていく。

もう、ホントにたくさん笑った。笑った。笑った。

ライブは、会場の雰囲気、お客さんの反応に更に反応して演奏を変化させていく。

ライブの醍醐味を十分に楽しめる内容に満足！

それ以外でも例えばベサメ・ムーチョでは、オマーラ・ポルトゥオンドが雰囲気たっぷりに「ベサメ～・・・・」と歌いだしたら、客の一人が大声で「ベサメムーチョーーー・・・・」と独唱してしまい演奏が一旦止まる。

そのタイミングでお前歌うか？っていう完全にノリ間違えた状況に会場も爆笑。

更にオマーラの反応が笑わせてくれる。「おう！お前いいぞ！もっと来いよオラァ！！」みたいに大きなジェスチャーで煽る姿にまた爆笑。

そんな笑いから始まるベサメ・ムーチョ。そして大合唱。最後は暖かく歌い上げて終わる。

ライブ！！

当然のことながら客層は日本人が多いんだけど、ちょっと海外でのライブに近い盛り上がり方だったのも面白かったところ。

客の反応が早目だったのも印象的。

最後の一音がちゃんと止まってから拍手するのではなく、その前からワーっと反応が入る。

オールスタンディングの効果だろうか。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのライブ、本当に楽しかった。

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おまけ。

さて、ライブを楽しむこととは離れたところの話。

ライブの構成、約２時間の中、ご高齢な主要メンバーがちゃんと休憩が取れるようになっている。

各自、出たり入ったり。

ギター、ギター・・・・、サイレントギターだったのがちょっと寂しい。

ビニール感たっぷりのビチビチした音で、あまりオケに混ざっているようには聞こえなかった。

エレガットタイプでマイクとラインを混ぜたりするけど、そんなことより！

そんな「音」のことより、、、、『見栄え』。

安物のギターでもいいんだ。ブラス３、ボーカル３、パーカッション３、グランドピアノ１、ウッドベース１、ラウー１、ギター１という編成で華やかさがあるステージなので、見栄え的に箱型の楽器を持っていて欲しかった。

会場の音量、ほどよい。

大声を出さなくても隣の人と会話できる程度。でも迫力は保ったままで、上手いバランス。

会場の外に、「チケット譲って下さい」と書いた小さい紙を持って立っている人が一人いた。

買えただろうか？

武道館やドームクラスだとチケット余らしてくる客もいるけど、豊洲ＰＩＴクラスだとなかなか厳しそう。

買えてこのライブを楽しめたことを願う。

豊洲PIT。

Power Into Tohoku!

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