昨日、2012年8月31日(金)はブルームーン(Blue Moon)と呼ばれる少し珍しい天体ショーが起きていた。

ブルームーンとは、ひと月の間に2回満月が巡ってくる時の2回目の満月のこと。（※）

今月8月は、1回目の満月が2日にあり、2回目の満月が昨日31日にあった。

そして、このブルームーンを見ると幸せになれるみたい。・・・・後付け感たっぷりな都市伝説(笑)。

昨夜は晴れて月がよく見えていた。たまに大きな雲が来ても、上空では南風が強く吹いているせいですぐに流れてまた月が顔を出す。地上では風がなかったため、カメラがぶれることはなく、天体撮影をするには楽な日だった。

最大の月になる時間は22時58分ごろ。南中時刻（月が真南に位置する瞬間の時間）が23時35分ごろだから、23時ごろにはほぼ真南の高い空に真ん丸く明るい月を見ることが出来る。

こういう状況だと、住宅が密集している都会でも月を見やすくて助かる。

ブルームーンだから青色の月になるように写真撮影したけど、見た目はいつも通りの普通の満月。

祖師谷の通りにあるウルトラマン型の街灯と一緒に撮影。

この街灯はたぶんウルトラセブンの顔。左上に小さくブルームーン。

次回のブルームーンは2015年7月31日。3年後。また見たい。

火星・土星・スピカの三角形と三日月

スーパームーン 2012

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おまけ。

※：天文学的に定義されている現象ではなく、そもそもブルームーンとは大気中の塵が原因で青く見えた月を指す。

また、地域によっては一季節の中で4回満月が巡ってくる時の3回目の満月のことも指す。

それをアメリカの天文誌が間違えて『ひと月に2回満月がある時の2回目の満月のこと』と発表したのをきっかけに1946年以降に広まり始めた。

そしていつのまにか『ブルームーンを見ると幸せになれる』という話がくっついてきた。

昨今日本で言われているブルームーンの正体はただの満月。

だから『ブルームーンを見ると幸せになれる』は『土用の丑の日にはウナギ』に近いものを感じる。丑の日にウナギは興味無いけど、ブルームーン観賞はお金が掛からないし星空は見ていて楽しいから今後も楽しむ。

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