今日2012年6月4日(月)は、部分月食が起こる日。太陽に照らされた地球の本影の一部が月に掛かり、まるで満月が欠けているかのように見える現象で、スーパームーンや金環日食のように『世紀の天文ショー！！』というほど珍しいものではないけど、今年2012年はこれ一回限りの天体ショー。

そんな部分月食を見てきた。

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見えなかった！！

東京都世田谷区の祖師谷の空は曇り。雲のデコボコや切れ間などは一切無い、とても綺麗な曇り空。曇ってるかどうか分からないぐらい綺麗な均一な曇り空。

本当ならたぶん、こんな感じで見えていたかもしれない。

今日の月の出は18時45分で、食の最大の時間帯に行ったから、雲が無く満月が見えていたら、割と低い位置に見られたはず。

あーざんねん。

ということで、ホワイトバランスやエフェクターを使って、部分月食が見えるはずの風景を撮って遊んできた。

小豆色の風景。カメラ、EOS 60Dにて。

自然に。カメラ、PENTAX Qにて。風がやや強い。

少し古めかしく。カメラ、PENTAX Qにて。Auto110。

今年見られる部分月食はこれ一回こっきり。地球の本影が月に掛かる部分月食は2012年中にはもう起きない。

ということで、部分月食という天文ショーはまたの機会を楽しみにしている。

さて、明後日、6月6日(水)は金星の太陽面通過が起きる日。そちらに期待！・・・・していたんだけど、天気予報を見たら雨になってる！

天気ばっかりはどうしようもない。自然に左右されることも天体ショーの面白みの一つとして、合わせて楽しむ。

実は東京都世田谷区からも見えていた部分月食2012についてはこちら。

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おまけ。

部分月食の写真を撮っていたら、道行く人に何人か声を掛けられた。みんな一様に『だめねぇ、見えないわねぇ』という会話。

中には面白いおばちゃんもいて、自転車で通りがかった際に僕に話しかけてきた。

『部分月食がどこかから見えるかと思って、自転車で探し回ってるけど、見えないわねぇ(笑)』って言っていた。

・・・・自転車で行動できる範囲では、たぶんどこへ行っても見えないと思うんだ(笑)。

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