今日2012年6月6日(水)は世紀の天文ショー『金星の太陽面通過』が起こる日。

金星の太陽面通過現象とは、太陽と地球の間に金星が入り込んで、金星が黒い点となって太陽を横切るように見えるというもの。小さい点、太陽の黒点より少し大きいぐらいの黒い丸が6時間ぐらいかけて太陽面を通過していくから、先日あった金環日食に比べると、とても地味な天体ショーではある。

だけど、今回のこの現象を見逃すと、次に見られるのは105年後の2117年12月11日と言われたら、普段あんまり天体に興味を示さない人でもちょっと見ておこうかという気にもなるかもしれない。

で、僕はこの天体ショーをとても楽しみにしていたんだけど、東京都世田谷区の天気は朝からあいにくの雨。曇もぶ厚く、切れ間から一瞬見えるかもしれないという望みすら持てない状況。

それでも楽しみにしていたから、お昼ごろまだ金星が太陽面を通過しているであろう頃、小雨の中を写真だけ撮ってきた。曇り空の写真・・・・。

あと、慰めに、天体ショーが行われている時の街並の写真をどうぞ。

金星が太陽面を通過している頃の東京都世田谷区祖師谷の街並。小雨。

金星が太陽面を通過している頃の東京都世田谷区祖師谷に咲く紫陽花。もう紫陽花が綺麗な季節。

こんな感じで、残念ながら今回の天体ショーを見ることは出来なかった。また次回の金星の太陽面通過を楽しみに・・・・生きていられるか？！

太陽に関する天体ショー、金環日食 2012 の様子はこちら。

火星・土星・スピカの三角形と三日月

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おまけ。

とりあえず金環日食と金星太陽面通過という太陽に関する世紀のビッグイベントが終わったから、遮光グラスを捨ててしまう人が多いかな？

僕はとっておく。捨てずに持っていればいつでも太陽の観測を出来るから。

太陽の活動、黒点も見られるし、カメラのレンズにかざせば太陽の写真を撮影できるし。

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