Samba de Uma Nota Só

サンバ・ジ・ウマ・ノタ・ソ

ワンノートサンバ

というブラジル音楽ボサノバの有名な一曲。

アントニオ・カルロス・ジョビンとネウトン・メンドンサの曲。

これ面白いんだよ。

面白くて好きで昔から弾いていて、最近は３アレンジ目を作っている。

Ａメロでは一つの音がずっと続くというメロディーラインで、和音が変わっていく。

Ｂメロでは沢山の音を使ってあっちこっち行く。

またＡメロで一つの音に戻って落ち着く。

「一つの音」っていっても、実際は「二つの音」でＡメロは構成されてるんだけど、あんまり細かいことは気にしない方が楽しい。

アレンジしていて面白いところ、遊べるところは、「静」と「動」を逆にしてもそれなりに曲の雰囲気を壊さずに成り立つところ。

基本的にはＡメロの出だしが（メロはソ）

Em7 | Eb7 | Dm7 | Db7

こんな和音のところを、

Em7 | Em7/D | Dbm7b5 | DM7

とか、

Em7 | Em7/D | Dbm7b5 | Dm6

とか、

Em7 | B7/ | Dm7 | F7

とか、

F | F/E | EbM7 | Dm7

とか、

Gb7/Db | F7 | Em7b5 | A7/Eb

とか、とか、とか、、、、

いくらでもってわけじゃないけど、けっこういっぱいある。

コードとかどうでもいいし全部ノイズでいいんじゃないの、ぐらいの気持ちでいじってもこの曲はけっこうそれなりに成立するから、勉強の材料としてでもいいし、いじって遊んでみて欲しい。

で、Ａメロは凝ってるのに、Ｂメロはツーファイブワンのシーケンスなんだよ・・・・。

平坦でいつづけることの方が難しいということか、、、、。

Samba de Orfeu の演奏動画を公開

アントニオ・カルロス・ジョビン One Note Samba

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バーデン・パウエル Samba de Uma Nota Só

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おまけ。

この曲は多くのミュージシャンが演奏してるんだけど、中でもチャーリーバードのビッグバンドアレンジ（参加してるだけかな？）がかっこいい。

クインシー・ジョーンズよりも落ち着いた感じのビッグバンドアレンジ。

全体的におとなしいアレンジではあるけど、カーニバルのブロコでやってるサンバヘギみたいなズンッズンッていうドシンッドシンッとまるで巨人が歩くかのような感じが出ていてとても好き。

でも彼のアルバムのどれに入っているのか知らない。

ボサノバのベストアルバムに入っているテイクしか知らなくて、見つけたら聴いてみてよ。

THE VERY BEST OF BOSSA NOVA

日本語オビだと「ベスト・オブ・ボサノバ」と書かれていて、Sony Records から SRCS 7297 。

20年以上前のCDだからもう廃盤だとは思う・・・・。

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