AdobeのVoCoが気になっている中、昨日から、音声認識ソフトを使ってテキストの入力をやり始めている。

使っているソフトは、Windows 7に付属している音声認識用のソフト。

マイクの距離や入力レベルといった機材のセッティングに加え、滑舌良くしゃべるスピードをコントロールしてなるべく綺麗に発音すると、かなり正確に文書に変換することができる。

トレーニングを5回か6回くらいすると、音声認識の精度が上がっていくのを実感することができる。

学習機能があるので、使えば使うほどテキストに変換する精度が上がっていくようだ。

まだまだ全然使い慣れていないのでキーボードでタイピングするよりも時間が掛かるが、専用のコマンドや音声認識の癖などを把握して手動で操作する部分とをうまく役割分担できれば、同等かそれ以上に早くテキスト入力 をすることができそう。

で、なぜ音声認識をやり始めたかというと、ギターを弾いているときはもちろん指先と手を使っていて、作編曲する時もソフトウエアの操作や鍵盤での入力で指先と手を使っていて、このブログで何か記事を書くときもタイピングで指先と手を使っている。

そうすると、1日中指先と手を休める時がないので、疲れが蓄積しやすくなる。

で、そういう時にちょっと指を広げるストレッチ系のフレーズなんかを弾いたりすると指を痛めるという事故が発生する。

ここ1週間ほどはまさにその状況で、思うようにギターを弾くことができなくなっている。

そういう状況にならないために、ギターを弾く以外では指先と手を休める時間をなるべく作ろうと音声認識を始めた。

ちなみに、マイクなどの録音機材は SHURE SM57 を RME FIREFACE UCX につないで入力している。

おそらく音声が音楽的なサウンドである必要はなく、ノイズが少ないということだけで良いと思うので、これで十分なはず。

普段の音楽制作で UCX のマイクインと ADコンバータを使うことはまずないので、役立てられる状況を見つけられて嬉しい。

まだまだ時間がかかることの方が多いと思うけど、音声認識ソフトを育てるために積極的に使っていく。

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