Pro Tools 12.4.0にて、特定の条件化で『指定した値でサンプルレートを設定できませんでした』というエラーが出てファイルを開くことができずにProtoolsを全く使えない状態になるため、その時の対処法を書く。

Windows 7 64bit、Pro Tools Native 12.4.0（現時点で最新）。

プレイバックエンジン：ASIO Fireface USB 使用時に、44.1kHzや48kHzのレートにてセッションを作った時に発生。

たしか、Antelope社のASIO Pureドライバでも44.1kHzのセッションは作成できても、動作が不安定になりやすいので96kHzなどハイレートで制作した方が無難。

一度44.1などの該当サンプルレートでセッションを開いてしまうと、その後新しくセッションを開くことができなくなる。

Windows再生デバイスの設定、Fireface USB Settingの設定を正しく行っていても、Pro Toolsからセッションを開く又は作る際にFireface USB Settingを強制的に44.1kHzに変更されてしまい、『指定した値でサンプルレートを設定できませんでした』というエラーが出て進めなくなってしまう。

解決策

一旦 Fireface をUSBケーブルから引っこ抜いて外す。

Antelope Pure2をUSBで繋いで、ASIO Pure2ドライバを常時使うドライバに設定。

Windows再生デバイスの設定で、ASIO Pure2 を 2ch 96kHz使用に設定。

Pro Tools を「n」を押しながら起動してプレイバックエンジンをPure2にする。

起動したらセッションを96kHz（たぶん44.1kHz以外なら大丈夫かも）で作る又は既存のセッションを開く。

最初に少しの間Pure2が44.1kHzに変更されてしまうが、そのまま少し待っていると96kHzに自力で戻ってセッションが開かれる。

これで解決。

以後、Pro Toolsを終了して、Fireface機器を接続してASIO Fireface USBを使えるように設定すれば、元通り正常に使用できるように復旧する。

おそらく、強制的に44.1kHzにされても負けずに自力復活できるドライバを使えば良いということかもしれない。

Windowsドライバでもいけるかもしれないけど、試してないので何とも言えない。（怖いのでもう試したくない。。。。）

iLoK2の存在

Pro Tools用ショートカットキーボードカバー

Amazonで見てみる

【国内正規輸入品】Waves Mercury Bundle Native /パッケージ品

Amazonで見てみる

この記事を気に入ったら下の【Good】ボタンを押そう。

0