ちょっと前の話だけど、試しに使っていたオーガスチンのリーガルブルー(Augustine Regal/Blue)というナイロン弦は、最後はこんなお別れだった。

弦が一本切れている。これは4弦。ただ切れているだけなら特に問題ないんだけど、切れている場所がよくない。

この切れている場所は、指で触ることもなく、ヴィオロン本体に触れることもない。ずっと空中に浮いている部分。

弦を劣化させる要因は概ね、演奏者の手油、汗、摩擦、摩擦熱、弦自身の張力、本体との摩擦なんだけど、この場所で切れるってことは、そのうちの弦自身の張力でのみ切れたということだ。

切れた時期は、弦を張って一ヶ月ぐらいの頃だった。朝見たら切れてた。

こういう切れ方をする事って、過去20年を振り返ってみても、、、、、、、、、、、、1回か2回あった、、、かな？ぐらいの感じ。

この弦はこの弦でとても良いんだけど、僕が想像していたのと違っていたということであまり印象が良くなかった。初めてのリーガル弦、あまりマッチしなかった、そこへこの切れ方。他の弦を使うことを後押しするかのようなタイミングには驚いた(笑)。

それにしても、ヴィオロンの弦全般に言えることなんだけど、4弦は本当に弱い。もう少し丈夫だったらいいのになー。

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