BLOG
ブログ

捨てるに捨てられないRoland SC-88

 
2011-08-12 08:28 Good(3) Comments(0)
in Audio - オーディオ、録音機材全般
Roland SC-88 Front Panel

10年ぐらい前に買った音源Roland社のSC-88。当時上位機種のSC-88Proを持っていたんだけど、仕事の都合で必要になってわざわざ下位機種のこれを中古で買った。

MIDI全盛期にはこれの前身であるSC-55系とともに人気だったが、今ではカラオケ制作や着メロ制作やゲーム制作などの限られた音楽制作現場以外では使っている人はあまりいないかもしれない。

僕は使ってない。飽きたとかいうんじゃなくて、壊れたから。電源を入れてMIDI信号を送るとちゃんと反応するしフォンからは聞こえるので、音源の内部のコンピューター部分は生きてる。たぶんアウトプットが壊れたんだと思う。

運が良ければジャック部分を掃除しただけで直るかもしれないし、ハンダ付けしたら直るかもしれないし、ちょっとショックを与えたら直るかもしれない?なんて気がして、だから捨てるに捨てられないでいる。

Rolandの音は丸みがあって柔らかくまとまり易い音なんだけど、それが逆に当たり障りが無く薄っぺらいともいえて、楽曲にチープ感を持たせてしまうリスクがある。だからモリモリ使うことはしないけど、部分的に使うぶんには使える音もあるので、SC-88も大事な音源の一つではある。

例えばSC-88で僕が使っていた音は、アコーディオンとエレピとストリングス。このあたりはそのまま使うわけじゃないけど、使い方によっては結構使えたりする。


まあ、でも、使わない。今じゃ。


そんな訳だからジャック部分を拭いてみたりすらしないんだ。

で、今こんな感じ。

Roland SC-88

機材を入れるダンボールの空箱と空箱を支える大切な柱になっている。

彼が支えとなっているおかげで、あの東日本大震災を引き起こした大地震(この辺の東京は震度5+だったかな?)でも、手前に崩れ落ちずに済んだのかもしれない。

けどもういい加減処分しないといけない。無尽蔵にスペースがあるわけじゃないから。使わないものは処分していかないといけない。

SC-88は一時代に多くの人を楽しませた優秀な機材であったことは確かだ。感謝。



DTMで学ぶオーケストレーション入門
Amazonで見てみる
DTM打ち込みフレーズ制作技法(CD-ROM付き)
Amazonで見てみる
アレンジャーが教える編曲テクニック99 (CD付き)
Amazonで見てみる


この記事を気に入ったら下の【Good】ボタンを押そう。
3
このエントリーをはてなブックマークに追加
Sponsored Links

Leave a Comment - コメントを書く

Name(required) - Nome(obrigatório) - お名前(必須)
Email(required, will not be published) - Email(obrigatório, não será publicado) - メールアドレス(必須、非公開)
URL - ウェブサイトURL
Comment - Comentário - コメント

Type the code from the image. - Digite o código exatamente como na imagem abaixo. - 下の画像の英数字を入力してから【確認】ボタンを押して下さい。

オリジナル曲弾き語り



Sponsored Links
Recent Comments
最新のコメント
  • そる: 初めまして。随分前の記事にいきなりのコメント投入、失礼します...


  • Laura Mendel: Dear Sir,Your crow pictures ar...


  • masahiro: この記事わかりやすくてとても参考になりました。一週間ほど前か...


  • Kaaatsu: はじめまして。ペンタQから60D入手の流れが自分と一緒で、嬉...


  • SeikoSaizan: はじめまして。お世話になります。スナップ撮りを中心にPENT...


  • bamboo: 写真入り助かります!!


  • 田中敏充: 初めまして。私もQを使っていまして、画質などに関する感想は主...


  • cyclops: ほかの関連する記事も見ましたが、とても参考になりました。


  • 白井賢人: はじめまして。凄く楽しい写真ありがとうございます。2012年...


  • 白井賢人: ムケカは二回、渋谷で食べたことがあります。トゥッカーノという...


Sponsored Links