今日、1月15日は

世界作曲家デー

日本人には聞きなれない記念日。

これはブラジルの記念日。

ブラジルでは

Dia mundial do compositor

ジア・ムンジアウ・ド・コンポジトー

と言われ、音楽を作る人、全ての作曲家の労をねぎらう日とされている。

ジア・・・日

ムンジアウ・・・世界的

コンポジトー（コンポジトール）・・・作曲家

『作曲家』っていう限定的な言葉が使われているけど、作曲家だけじゃなく、演奏家なども含めて音楽を作ることに携わる全ての人に意識を向けていい。

少し細かく言うと、

音楽は、その土地の歴史や意思を表現し伝承する役割を持っていたり、個々人の気持ちを代弁する力を持っていたり、人を楽しませたりする。

そういったことが出来る『音楽』を作るという作業は簡単なことではなく、それを成す音楽家、クリエイターたちの高い技術力と努力があってこそ可能で、楽しめる音楽があるのはそのおかげだという事を認識し、音楽家の諸権利を守りながらこれからも音楽を楽しんでいこうという意味を持っている。

ブラジルは広大な土地であることと多民族国家ということもあって、その土地ごとに独自の音楽を持っていて、町全体でそれをしっかりと育んでいる。

その土地で生まれた子供たちが、大人たちが演奏するのを見て参加して楽しみながら育っていて、それに誇りを持って暮らしている。

こういう雰囲気はとても良い。

僕は日本では体験したことがない雰囲気だったから、バイーアで初めてそれに接した時とても感動した。

僕も全ての音楽家に感謝する。

直接接してきた音楽家らも、ピシンギーニャ、アントニオ・カルロス・ジョビン、ルイス・ゴンザーガ、バーデン・パウエルなどの直接接したことがない音楽家らも、全ての音楽家に感謝している。

もちろんピタゴラスにも感謝！！

声をかけるバイーアの子供達

ヴィオロニスタの指と爪

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おまけ。

ちなみにこの記事は、『ブラジルにはこういうちょっとした記念日もあるよ』と紹介するのが目的であって、『一作り手である僕に感謝しろ！』と暗に訴えているのではないよ。

(笑)

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