本日１１月１１日はベースの日らしい。

日付の数字１１１１がベースの４本の弦のようだからとか。

ちょっと笑った。

ということで、ベースがちょっと変わっている音源でも聴いてみる。

アストラッド・ジルベルト「And Roses And Roses」

And Roses And Roses

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ブラジル好きだからそれにも絡めてアストラッドを。

この曲のベースがちょっと珍しい。

録音作品として見た場合、そのミックスにおいて変わった手の入れ方をされている。

曲の始めから１／３ほどは左に配置されていて、残りは右に移動する。

とても衝撃的なミックスだったよ。

低音楽器は大抵中央に配置される。特にポップスやロック、ダンスミュージックといったジャンルなんかは。

とはいえ、クラシックやジャズなんかでは左にいたり右にいたりする。

オーケストラなんてよくある配置ではステージの右にいるし。

そんなわけで、低音楽器が中央に居ないのは珍しいことではないんだけど、途中で移動するっていうのは珍しい。

古い録音作品て各パートがステレオで一体となるっていう感じじゃなくて、パンニングがはっきり分かれてるのが多くて、このアストラッドの録音もそれに当たる。

なのでベースが左から右に移動するとはっきり分かるから驚かされる。

ベースの日を機会に、ちょっと変則的な録音作品として聴いて楽しんで欲しい。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ「アディオス・ツアー」に行ってきた！

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