マイクシミュレーターは手軽に音質を変えられて面白い。

Antares MIC MOD EFX

というソフトで遊んでる。

マイクシミュレーターとかいう呼び名はともかく、シンプルに音を変えるツールとして捉えて使っている。

この Mic Mod EFX には様々なマイクに加えて、チューブサチュレーターが付いていて、プラスこれでも音を変えられる。

インアウトとサチュレーションを調節してドライブさせると実機のようにボボボボボボという感じになる。

特に良いところといえば、マイクの数が多いこと。つまり音色を変えられるプリセットが多いということ。

明確なイメージが無いけど何か変えたいという場合や、新たな発見に役立つ。

ちょっと気になるのは、通しただけで若干荒くなったように感じる時がある。

だから、密度のある滑らかなソースには使うのをためらう。（気のせいか気にしすぎかもしれないけど）

あと、バイパス機能がぶっ壊れてるのでこれは直してもらいたい。

プラグイン共通で上段にある「バイパス」っていうボタン。アレ。アレが壊れてて、半分だけ機能してる状態。

オフにするとマイクのシミュレートやサチュレーションの変化はスルーされるんだけど、そもそも通しただけで掛かっている全体的な周波数の調整が効いた状態を維持してしまっている。

だから完全にオフにしたい時は、インサートから外す必要が出てくるのでちょっと面倒臭い。

それと、通すだけで２２ｋｈｚぐらいでごっそりそぎ落とされてそこから高周波に向けて緩やかに回復してくるという加工がされているので、それ以上の高周波の特性を持っている素材には使えないのがおしいところ。

オマケっぽい雰囲気のチューブサチュレーションだけど、けっこう良い。

ただ、 IK の Saturator X のように一つの機能に特化したプラグインを組み合わせた方が望みの音を作りやすいこともあるので、MIC MOD EFXにはサチュレーション機能が付いてるからといって、あれこれと沢山の期待が出来るものではない。

それにしてもこのサチュってる感じけっこう良い。

大きいコーヒー豆パカマラ

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