最近うちで飲んでいるコーヒーの豆が大きい。

パカマラって豆。

大きい豆のこういう品種みたいで、僕は見るのも飲むのもこれが初めて。

下のメジャーを当てた写真を見るとサイズの大きさがよく分かる。

パッケージの説明を見ると、何かの賞をもらった豆みたい。

味はというと・・・・

香り立ちが弱い。とても弱い。

「豆を挽いて入れたよね？！」と疑いたくなるほど。豆の時点で既に香りが弱い。

味はしっかりと珈琲の味が付いている。

豆から入れたなりに存在感はあるんだけど、それだけなんだ。良くも悪くも特徴や楽しさが無い。

「ハッとする」閃きっていうか驚きっていうか気づきっていうか、そういう楽しさを豆から入れたコーヒーにいつも感じている。どんな品種や煎り具合でも。それが楽しい。

でもそれが全く無い。

なんといっても『香り立ちが弱い』というところが、飲んでいて一番面白くない。

この豆はもう飲まない。

こんなふうに思ったのは初めてだ。

「珍しい＝楽しい」ではないってことだ。

ちなみに、怒ってるんじゃないよ。こういうコーヒー豆もあるのかという初体験には喜んでいる。

郷土料理や地ビール、一定の価格帯の日本酒を探すのと同じようなもの。

人によっては気に入るかもしれないし、違う印象を持つかもしれない。どっかお店で見つけたら試しに飲んでみてよ。

ちなみにこれは東京都世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅の横にあるローキートーン珈琲店で買ったもの。いつもいろいろなコーヒーを薦めてくれて、それを楽しんでいる。

次はどんなコーヒーを薦めてくれるのか、とても楽しみ。

ブラジルで日常的に飲まれるコーヒーはまずい

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おまけ。

この記事を書いていて思いついた。こういう味があるけど香りが弱いコーヒーにフレーバーを入れればいいのか！

インスタントに入れると、香りは強烈で独特だけど味がしょぼい、というぎくしゃくしたコーヒーになる。逆にそれが面白くて好きではある。

こういうコーヒーに入れればパワフルなコーヒーになりそうだ。今度やってみる。残りのパカマラにはフレーバーをたらして楽しもう。

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