バンザイ！！

前回のナミアゲハの観察が終了して以来、『またアゲハ蝶が卵を産みに来て欲しいなー』と思っていたら、本当に来た！

うちのベランダに並べてあるプランターのレモンの木2本とサイパンレモンの木1本の周りを中心に、1匹のアゲハチョウが飛び回っている。

急いでカメラを取り出し、そっとカーテンを開け、窓を開け、、、、連写連写連写連写。

運良く、今回は産卵シーンもばっちり写真に収めることができた。

レモンの木の周囲を飛び回るナミアゲハの親。

産卵する場所を決めたら着地。

6本の足でしっかりと葉っぱに捉まり、体をくの字に曲げてお尻を葉っぱに着ける。

産み終わったらまた飛んでいく。

拡大してみると、ちゃんと卵が産みつけられていることが分かる。

黄緑色の若葉に産み付けられたナミアゲハの卵。産みたてホヤホヤ。

葉っぱに着地してから卵を産んでまた離れるまでの時間は約2秒。

2,3分の間、何度か葉っぱに止まったり飛んだりを繰り返してはいたものの、このようなはっきりとした産卵シーンは見られなくて、このナミアゲハが飛んでいった後に卵を探してみたけど、この1個しか見つけられなかった。

前回の観察では一つも見つけられなかったのに8匹も湧いてきたから、今回も何匹湧いてくるか分からない。約1週間後の孵化の時期になれば分かるから楽しみ。

ナミアゲハの卵の大きさは約1.2mm。色は黄色。

撮影している途中、このナミアゲハが僕の方に寄って来てカメラの周りをしばらく飛び回っていた。僕がいた場所は、産卵場所から1mほどの近い場所。ちょっと近寄りすぎて、ナミアゲハがこっちを気にしだしたのかもしれない。

すぐに逃げず、近寄ってくる人懐っこい蝶々で良かった。おかげでこうやってしっかりと貴重な産卵シーンを撮影することが出来た。

このナミアゲハはとても綺麗な個体だった。羽に欠けたところはなく、体全体の色艶がとても良い。この後も他の場所へ行っても無事に元気に産卵を続けて欲しい。

産卵初日はこうして突然にやってくる。今日は卵が産まれてから1日目。

今回は幼虫たちのエサとなる柑橘系の木の葉っぱの量に余裕があるから、駆除しないで産まれた幼虫を全部育ててみる。

二回目のナミアゲハの観察、どうなるか楽しみ。またちょこちょこと観察記録を公開していくから、お楽しみに！

※追記：この4日後、7月4日に、別のナミアゲハが産卵しに来た。

チャレンジャーだったらしく、色んな所に卵を産んでいった。

チャレンジャーなナミアゲハが現れた

産卵から5日目。孵化初日。

初めてのナミアゲハの飼育観察の様子

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おまけ。

揚羽蝶は春から夏の間に3,4世代進む。今回産卵に来たナミアゲハは、時期的に伊たぶん2世代目だと思う。

うちで3世代目が飛び立ってくれると嬉しい。

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