今月、ロベルト・メネスカル(Roberto Menescal)とレイラ・ピニェイロ(Leila Pinheiro)がライブをしに日本に来る。

レイラの方は面識ないから何とも言えないんだけど、ロベルトのショーはリオの J CLUB でドゥルバル・フェレイラが健在だったころに何度か見て以来、彼の音楽活動には興味を持っている。

同じミュージシャンでも、演奏する会場、土地、場所、状況、お客さんの気質によって、そのステージの雰囲気、ノリといったものは変わるから、日本でも同じような雰囲気のショーになるかは分からないけど、リオで僕が見たロベルトのショーは、ユーモアある楽しいものだったから、日本のみんなにも是非一度体験して欲しい。

ロベルト・メネスカルとレイラ・ピニェイロの日本公演の日程は下記の通り。

公式の特設サイト（日本語）はこちら。

残念ながら僕は行けないんだけど、迷ってる人はちょっと無理をしてでも行く方を選択したほうがいい。真面目な話、流石に歳も歳だから、リアルタイムで楽しめなくなる日がいつやってきてもおかしくない。

ミュージシャンは『生モノ』。楽しめる時に楽しんでおこう！

『日本のみんなは超楽しみにしてるよ！』ってメール出したら、『僕達を見に来るんだよ。いいな？』って『ノリ押し』な言葉が返ってきて、なんか相変わらずいたずらっ子っぽい元気を持ってる健在っぷりが伺えてとても楽しかったし、今度の日本公演に期待を持てた。

第7回ブラジルフェスティバル2012の楽しみ方

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おまけ。

ロベルトはリオの現地のミュージシャン等に僕を紹介してくれたこともあったし、日本からリオにやってきてホームシックで寂しいだろう？と言って、ライブで僕のために（「僕をダシに」が正しい(笑)）一曲演奏してくれたこともあった。

本気で遊んでる奴大好き！若い世代がどんどん前に出なさい！って感じの人で、僕は彼にとても感謝しているし興味を持っている。

ブラジルのミュージシャンたちって、初心者だろうが大御所だろうが有名無名関係無しに『遊ぼうよ！』っていうと『よし遊ぼう！』ってなるんだ。これ本当に尊敬しているブラジル人の素晴らしい一面。

『君の演奏を聴いてからな』とか『あんたがもっと有名になったら一緒にやってやる』とか言っちゃう人って、僕はまったく興味を持てない。

数値でカウントできるステータスで相手の価値を決めて自分の行動を決めるより、オープンに遊んだ方が楽しいと思うよ。そういう気質がブラジル音楽のああいうノリを生み出してる。

何も考えずに、

シンプルに、

楽しめ！

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