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第7回ブラジルフェスティバル2012の楽しみ方

 
2012-07-19 12:31 Good(1) Comments(0)
in Brazil - ブラジル, How to - ハウツー
ブラジルフェスティバル 2011 - Festival Brasil 2011
ブラジルフェスティバル 2011 - Festival Brasil 2011

明後日、7月21日(土)から22日(日)に掛けての二日間は、東京の代々木公園にて第7回ブラジルフェスティバル2012(Brazilian Day 2012)が開催される。

ブラジルから日本に越してきた人たち、ブラジルに住んでいた人たち、ブラジル音楽をやっている人たち、サンバを踊っている人たち、ブロコをやっている人たち、何となくブラジルに惹かれている人たち、いろんな人がブラジル料理やブラジル音楽などのブラジル文化を通してブラジルの雰囲気を楽しむ祭り。

そんなブラジルフェスタにて、僕が楽しみにしている物を紹介する。特に初めてブラジル文化に触れる人は、『ブラジルっていうと何があるの?』とか『ブラジルの料理っていったら何食ったらいい?』とか『ブラジルフェスティバルでは何が面白い?』といった興味を持っていると思うから、フェスタ当日に会場で何を楽しむかの参考にしてくれると嬉しい。

まずはブラジル料理、ブラジルフェスティバルを食べ歩いて楽しむとしたら、こんな食べ物や飲み物がいい。


ブラジルの食べ物を満喫したい

ブラジル料理っていうと、熱々の煮込み料理が多い。暑い気候での生活に必要なエネルギーを取れる栄養満点の食べ物。だけど日本人の感覚からいったら、暑い夏に『おしるこ』を食べたいとは思わないと思う。そんな時に、ちょっとデザートっていう感じの食べ物がいい。


アサイー【Açaí】

アサイー、ムケカ祭りにて - Açaí on Moqueca Festival
アサイー、ムケカ祭りにて - Açaí on Moqueca Festival

ブルーベリーのような果実をミキサーに掛けてドロドロにした食べ物。どう見てもベリー系の果物なんだけど、本当はヤシ系の実っていう、ブラジルのアマゾン原産の植物の実。

栄養価が高いので、暑い夏にはもってこいな食べ物。ドロドロにしたアサイーに、色々とトッピングをして楽しむ冷たいデザート。

例えばブラジルでは、バナナ、マンゴー、パイナップルなどのフルーツや、フレークやドライフルーツなどを入れて食べたり、ちょっとアダルトにラム酒をかけて食べたりもする。

扱い的には、ヨーグルトの食べ方に近い。

ドロドロといっても、シャーベット状にドロドロなものもと、ジュースのようにサラサラなものとがある。

初めてアサイーを食べるなら、シャーベット状のドロドロタイプに色々とトッピングをした物をすすめる。

イベント会場に着いて、まず暑さをしのいで一息つきたい時には、アサイーは最適。


フェイジョアーダ【Feijoada】

フェイジョアーダ、ムケカ祭りにて - Feijoada on Moqueca Festival
フェイジョアーダ、ムケカ祭りにて - Feijoada on Moqueca Festival

暑い夏にこそ熱い緑茶!暑い夏にこそ熱い鍋料理!という人には、このフェイジョアーダをすすめる。

これは多民族国家ブラジルらしい食べ物で、ヨーロッパの食文化とアフリカの食文化が長い時間を掛けて融合して出来たとされる(※)、ブラジルでは主食の一つに入る代表的食べ物。

上のアサイー同様に栄養価が高く、スタミナ料理として食べ続けられている。

また、ブラジルでは『おふくろの味』を思わせる家庭料理の一つでもあり、日本でいえば煮っ転がしとか味噌汁とかいうようなとても身近な食べ物に相当する。

フェイジョアーダとは、小豆と豚肉を煮込んだもので、基本的に塩味なんだけど、豚肉の様々な部位をごちゃ混ぜにして入れているからダシがよく出ていて美味しい。

日本人からしたら、『真夏にあっつーーーいおしるこを食べる』ような物だから、かなり本気で『今日はブラジルに来たつもりでブラジルを楽しむ!』という気持ちを持って、食べることを楽しむ気合は必要かもしれない。

ブラジル体験をするには、とても良い食べ物だよ。

以前うちでフェイジョアーダを作った時のこと

※以前は、主人の食事の残り物を利用して奴隷達が作った料理と言われていたけど、現在では、ヨーロッパ出身の主人とアフリカ出身の奴隷達とで協力してそれぞれの食文化を融合させて作り上げた料理という説が有力。


ムケカ【Moqueca】

ムケカ、ムケカ祭りにて - Moqueca on Moqueca Festival
ムケカ、ムケカ祭りにて - Moqueca on Moqueca Festival

ブラジルを代表する鍋料理!日本の鍋料理のように、いろんな具材を入れたいろんなバリエーションがある。鶏肉をメインにした鶏肉ムケカや、魚介類をメインにした海鮮ムケカや、白身魚のムケカ、エビムケカなど色々ある。

特徴的なのは、ココナッツミルクを入れて煮込むところ。本場ブラジルのムケカを日本人が食べると、大量のココナッツミルクで胃もたれするかもしれない。

また、トマト、たまねぎ、ピーマン、パセリ、コリアンダーなど、大量の野菜が煮込みこまれているから、濃いけどヘルシーっていう感じ。やっぱりこれもスタミナ料理。

ブラジルの北東部に位置するバイーアの郷土料理とあって、ムケカを食べると暑さに対抗できる気がしてくる。

つい先日はうちでムケカを主役にしたムケカ祭りをやって、そこでムケカを食ったから今は元気!


ガーリックライス【Arroz de alho】

ガーリックライスはその名の通りただの白米じゃなくて、ニンニクで味付けがしてあるライス。ブラジルでよく食べられているライスは、このガーリック風味のライスとココナッツ風味のライスがある。

どちらも、上のフェイジョアーダやムケカと一緒に食べる。カレーのようにフェイジョアーダやムケカをガーリックライスに掛けて食べてもいいし、グッチャグチャに混ぜて食べても良い。

ブラジル料理、ムケカ祭りにて - Brazilian foods on Moqueca Festival
ブラジル料理、ムケカ祭りにて - Brazilian foods on Moqueca Festival

食堂でブラジル人がよくやる食べ方は、ワンプレートにライス、フェイジョアーダ、ムケカ、その他の食べ物を一緒に盛って、全部グッチャグッチャにかき混ぜて食べるスタイル。

本当にブラジルを体験したい人にはこの食べ方を勧めるけど、一品一品味わいたいならやめた方がいい。

たぶんブラジルフェス会場の露店では、『ライス+フェイジョアーダ+ムケカ』みたいな定食のようなセットで売り出されているメニューもあるかもしれない。いろんな食べ物をちょっとずつ食べたい人には最適だし、そもそもブラジルではそういう食べ方をするからそれを体験できることもあるから、こういうのがあったら試しに注文してみるといい。


カイピリーニャ【Caipirinha】

カイピリーニャ - Caipirinha
カイピリーニャ - Caipirinha

カシャーサ(ピンガと呼ぶ地域もあるらしい)というサトウキビの蒸留酒に砂糖とライムを混ぜた飲み物で、ブラジルを代表する庶民的なお酒。

『ブラジルのお酒を何か飲みたい!』という人は、これは絶対に外せないし、むしろこれしかないから迷わずこれ飲んで。

他、カイピロスカ、アバカシロスカとかウォッカベースの物など色々な飲み物はあるけど、ブラジルといえばカイピリーニャこれ一択。

去年のブラフェスで飲んだカイピリーニャは、ライムが少なく水で薄めているから、あまり美味しくはなかったけど、祭りの雰囲気、ブラジルの雰囲気を楽しむにはこのお酒は欠かせないから、細かい部分は多めに見て飲んでみて欲しい。

水で薄めるんじゃなくて、ライムを多く入れると美味しいんだけど、ライムは高いからこういう暴利をむさぼるチャンスの祭りでは、そんな素敵なカイピリーニャを出す店はまずないと思うから、その点に関しては今年も期待していない。

カイピリーニャの作り方はとても簡単だから、ブラフェスで飲んでみて気に入ったら自分で作ってみて欲しい。

ちなみに、カシャーサはアルコール度数40だから、気をつけて飲んで欲しい。


ビール各種【Cerveja】

ノヴァ・スキン - Nova Schin
ノヴァ・スキン - Nova Schin

ブラジルのビールを色々と試し飲みしたい人もいるだろう。ブラジルのビールで有名な銘柄は以下のもの。

  • ノヴァ・シン(ノヴァ・スキン) - NOVA SCHIN
  • ブラーマ - BRAHMA
  • スコウ(スコール) - SKOL
  • イタイパーヴァ - ITAIPAVA

このあたりはブラジルで最もポピュラーな銘柄(地域により人気は違う)だから、どれでも試しに飲んでみて欲しい。

代々木公園で開催される海外系のイベントでは、その国以外の露店が紛れ込んでいることが多々あって、ブラジルフェスティバルでも他の中南米の国の食べ物や飲み物が売られている。

そうなると、初めてブラジルの食文化を体験したくてブラジルフェスティバルに足を運んだ人にはどれがブラジルなのか全く分からない状態になるから、上記の4銘柄を目印にブラジルビールを探して楽しんでみて欲しい。

例えば去年のブラフェスでは、ペルーの飲食店があり、クスケーニャ(CUSQUEÑA)という銘柄のビールが売られていた。分かっていて飲む人はいいけど、ブラジルのものと思って買ってしまった人は残念で仕方なくなるだろう。


その他の食べ物

ブラジルを代表する料理には、上記以外にも沢山ある。その中で特に有名で、おそらくフェス当日もどこかの露店が販売していると思われるものを紹介する。

  • シュハスコ(シュラスコ) - Churrasco・・・串に刺したただの焼肉だからスルーしても全然OK。赤身の硬い肉が多いから、日本人には食べにくい場合もある。
  • コシーニャ - Coxinha・・・シーチキンを生地で包んでパン粉をまぶして揚げたもの。肉まんのような感じで、ぴちょんくんみたいな涙型が特徴的。
  • キビ - Kibi(Quibe)・・・キビ粉と牛ミンチをこねて焼いたもの。これ自体に味は殆ど無く、ケチャップやタバスコなどを付けて食べる。硬い場合が多い。物によっては、中にチーズなどの具材が入っている。
  • パステウ(パステル) - Pastel・・・色んな具材を生地で包んで揚げたもの。アップルパイとかのパイよりも、揚げ餃子に近い感じの食べ物。
  • アカラジェ - Acarajé・・・揚げたパンにエビや野菜を挟んで、特性のソースをかけたもの。ハンバーガーみたいな感じ。これもバイーアの郷土料理。
  • リンギッサ - Linguiça・・・ソーセージ。
  • ファロファ(ファリーニャ) - Farofa・・・キャッサバ粉を加工したもので、色んなバリエーションがある。日本で言えば七味トウガラシぐらい頻繁に目にする食べ物だけど、販売する店があるかは分からない。
  • マテ茶 - Chá Mate・・・ウーロン茶のような飲み物。ストレートで飲めばすっきりするし、ミルクや砂糖を入れて飲むのもブラジル的でいい。
  • ガラナー - Guaraná・・・甘い炭酸飲料。お酒を飲めない人は、これでブラジルを楽しむといい。

ブラジルフェスティバル2012でブラジル料理の食べ歩きを楽しみたい人は、このあたりを参考にしてみて欲しい。

また、サクサクとテンポ良く色々な料理を食べて回りたいなら、午前中に行くことを勧める。


ブラジルの雰囲気を満喫したい
ブラジルフェスティバル 2011 最終日 - Festival Brasil 2011 Final Day
ブラジルフェスティバル 2011 最終日 - Festival Brasil 2011 Final Day

ブラジルフェスティバル会場内の敷地では、そこかしこで一般の客による楽器演奏が鳴り響く。こういう行為は禁止されていて、しばらくすると係員がやってきて止められちゃうんだけど、それまでの少しの間、その自然発生する打楽器演奏を楽しみ、それに合わせて踊る輪が出来る雰囲気を楽しむ。

パンデイロやボンゴやチンバウ、ヘピキ、スルドなどなど、色んな楽器が色んな場所でポコッポコッと鳴り出しては消える。あっちこっちで自然発生する様は本当に楽しい。

そんな楽器演奏が始まると、自然と輪ができ、中央のスペースが踊り場になる。男も女も踊りに出る。まさに躍り出る感じ。

こういう踊りの場では女性が主役。男性は引き立て役。ポーンと女性が中央に出て踊りだすと一気に盛り上がる。

そんな雰囲気を楽しみたくて、会場を練り歩きながら、自然発生する打楽器の音に寄っていくと楽しい。

近づくと強制的に踊らされるとか、踊っていないと不自然とか、そういうことは全くないから、踊れなくても気楽に近寄って雰囲気を楽しんで欲しい。

至る所で断続的に発生するこれらの演奏は、上手い下手いろいろあるけど、そういう技術的なことを抜きにして皆で楽しむのがブラジル。

何も考えずに楽しめ!

明るいうちからこういう状態になるけど、日が落ちてくると酒が入ってる人が増えるせいか、フェスタの終わりが近づくせいか、より熱気を帯びてくる。

ブラフェスの雰囲気を楽しみたいなら、夜がオススメ!


ブラジルの音楽を満喫したい

代々木公園の屋外メインステージを使って色んなバンドの演奏や催し物の予定が入っている。僕が特に楽しみにしているのは、元サッカー選手のラモス瑠偉さんのバンド演奏。

21日(土):17:30開始予定 『ラモス パゴーデ・ショー』

それと、プレタ・ジルのライブ。

22日(日):16:30開始予定 『プレッタ・ジル ショー』

もしかしたら他のブラジル人ミュージシャンも飛び入り参加するかもしれない

他にはブラジルの司会者、セルジーニョ・グロイスマンの公開番組収録がある。ブラジルのテレビ番組の収録も面白そう。去年はオウムのおばちゃんことアナ・マリア・ブラーガが来ていて面白かった。

アナ・マリア・ブラーガ - Ana Maria Braga
アナ・マリア・ブラーガ - Ana Maria Braga



とにかく他の海外系のフェスティバルには無い熱気と躍動感が溢れかえっているのがブラジルフェスティバルの特徴だから、ただたんに会場を歩き回っているだけでもその雰囲気でとても楽しくなると思うよ。

メインステージのスケジュールなど詳細は第7回ブラジルフェスティバル2012公式サイトにて確認できる。

みんな、ブラジルを楽しめ!!


第7回ブラジルフェスティバル2012初日

第7回ブラジルフェスティバル2012最終日

第7回ブラジルフェスティバル2012番外編

第7回ブラジルフェスティバル2012のちょっとした情報

2012年の代々木公園の海外系のイベント一覧



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おまけ。

一応、日本だからそんなに過度に心配しなくていいと思うけど、ひったくりには注意して欲しい。

ブラジルの特にバイーアだと、こういうフェスタに行くと、誰それ構わずポケットをまさぐってくる奴がいる。だからしっかりとポケットを押さえてガードしている必要があるんだけど、日本ではそこまで意識しなくても、一応は気をつけておいた方がいい。

最低限の用心はしつつ、ブラジルフェスティバルを楽しもう!

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