9月2～4日にかけて開催されたブラジルフェスティバル 2011。僕はその中で3日と4日の二日間行った。

ブラジルの食べ物や飲み物やリズムを楽しめたり、懐かしいブラジル友達に会えたりととても大きな出来事があった中、小さな小さな出来事もいくつかあった。

ブラフェスに関するそんなちょっとした小話をまとめた。

4日の最終日にはカシャーサを2本買った。ブラジルフェスティバル会場に着いて割とすぐに買ったから、その後もずーっとそれを持って行動していた。

それに加え、いろんな所で沸き上がっては消えるサンバヘギ騒ぎでそれを持ったまま踊っていたのが響いた。

翌日は上腕二頭筋が筋肉痛。

だいぶ長いこと持っていたんだろう。楽しいから気付かなかった。

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カシャーサを買ったときにオマケとしてグラスを一つもらっていた。カシャーサ2本と同じ袋に入れていたから、踊りの輪の中でいつのまにか割れていて、その破片で自分の足、スネのあたりを5センチほど切っていた。

友達に言われて気付いた。ちょろっとだけど血流しながら踊ってたってことだ。人間の感覚って曖昧だ。

スパッと切れたんじゃなくてチクッと刺さったような感じだから、縫うような傷口じゃなくて良かった。

会場を行く人たちの手にあるカイピリーニャをよーく見ると、入っているライムがとても少ない！

カイピリーニャを飲もうか飲むまいか、二の足を踏むには十分なほど小さなライム！

ライムちっちぇーよ！

8ミリぐらいの厚さの輪切りが1枚。僕が普段作っているカイピリーニャに入れているライムの量の1/5ぐらい。少ない！しかも潰してないから意味ない！

お酒強い人にとってはどうってことない事だけど、そうじゃない僕にとっては、カイピリーニャの中にカシャーサ以外のものがどれだけ入ってるかがとても重要なんだ。

こんなの飲んだら死んじゃうよ！

あきらかに濃そうだ。でもやっぱり飲みたくなって怖さ半分のまま買ってみた。飲んでみたらそうでもなかった。水で薄められていたから、丁度良く飲めた。僕は水よりライムが多めのカイピリーニャの方が好きだけど、原液飲むよりは全然いい。

僕と同じくブラジルで暮らしていたことがあって偶然会場で会った友達も、同じことを言っていた。身をもって知っていると、着眼点も同じなんだきっと(笑)。

ブラジルでは人込みとあらば他人のポケットをまさぐりながら移動する悪い奴らが必ずいる。ライブやお祭りのように人が沢山集まるところへ行く際は、何も持たないで行くのがベスト。ポケットに何か入れている場合は、出来るだけポケットに手を突っ込んで物を握っているか、ポケットに手を当ててポケットを塞いでいるかする。

癖は頼もしい。

ブラジルフェスティバルに行った際、自然と両手が自分のポケットに当たる位置にくるようにしてガードしている自分が居た。

ブラジルのお祭りとはいえここは日本だし、そんなに警戒することもないんだけど、やっぱりライブを観て立ち止まっている時なんかは特に用心するに越したことは無い。

『・・・俺、今バイーア行っても戦えそうだな。』と、ちょっと自信を持てた(笑)。

偶然にもつい先日このブログで缶ビールのプルトップが右利き用に出来ているという話題を取り上げた。

まさかまさかのブラジルフェスで買ったブラジルの缶ビール、ノヴァ・スキン(NOVA SCHIN)のプルトップが右利き用になっていた。

ブラジルで飲んでいた時のことを必死に思い出してるんだけど、どうしても缶ビールの開け口を思い出せない。インターネットで画像を探してもみたけど、どの写真も缶ビールの正面からのショットばかり。あと水着姿のおねーちゃん(笑)。

日本で販売する際に日本仕様になったのか、それとも今のブラジルで売られているビールはみんなこんな感じなのか…。

自分の目で確認しに行きたくなったよ。ブラジルに。・・・ブラッズィーゥ！

このブラジルフェスティバルはブラジルの食べ物あり、飲み物あり、リズムありと、日本で多くの人が持ってる新旧ブラジルのイメージを汲み取った形になっていた。

一口にブラジルといっても、その全てがこのフェスタにある訳じゃないのは当然で、ブラジルは広いからこの限られた日数とスペースでその全てを表現することは出来ない。それでもブラジルを楽しむには十分な内容だった。

今後もこのブラジルフェスティバルの開催を楽しみにしている。

既に読んでくれている人も多いと思うが、ブラジルフェスティバル2011 3日の様子と、最終日であるブラジルフェスティバル 2011 4日の様子を沢山の写真入りでこのブログに掲載している。まだの人はチェック！

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