今日は暑い！東京の最高気温は34度の快晴。カンカンデリって感じの強い日差しが痛い。日焼けも兼ねてヴィオロンを弾きに砧公園へ行った。

自宅を出る時にすれ違ったとある人。手にタオルを持って顔や首筋の汗を拭きながら苦しそうな目つきで、もはや家の中の冷蔵庫の麦茶しか見えていないという雰囲気歩いていく。そんな人を横目に砧公園へ出かけた。

日焼けを兼ねてといっても、日向に出続けていると焼けすぎて『ただの火傷』になっちゃうから、日陰で演奏。

夏の時期の砧公園の日陰は本当に気持ちいいんだけど、蚊が居て困る。暑さを取るか、蚊に食われながらも日陰を取るか、いつも葛藤しながらあっちこっち移動する。

今日は僕が特に好きな曲、ショーロの名曲、ピシンギーニャのラメントスという曲を弾く。気になる所を重点的に弾く。更に掘り下げてアレンジして弾く。

その間、何ヶ所か蚊に食われて落ち着かなくなってきたから、場所を変えた。

日向の木陰で演奏再開。水分補給も忘れずに。

こっちではルイス・ボンファのサンバ・ジ・オルフェウを重点的に弾く弾く弾く。

そんなこんなで2,3時間過ごす。

痛いほどの陽射しの砧公園を少し散歩しながら帰った。

芝生がトゲトゲしいほど青い！芝生が蒸された匂いも風に乗ってたまに漂ってきて良い。

もう向日葵が咲いている。

いつも気持ちが良いモミジ並木。

モミジが陽射しを和らげている。そんなモミジを下から見るととても綺麗。

帰り道の大蔵運動公園で、焼けたアスファルトにお腹をペッタリと付けて休んでいるハトを見つけた。ドＭ？

この噴水の周りは水しぶきが漂っているせいで若干涼しい。

建物の後ろに見えるくっきりとした雲が綺麗。大蔵運動公園では近々何かイベントをやるんだろう。テントを沢山設置しているところだった。

本当に暑い一日。このぐらいの強い日差しと暑さになると、逆に生き物たちの躍動が小さくなって静けさを感じる。

そうだ！セミが鳴いていた。途切れ途切れな鳴き声だったから何のセミかは分からなかったけど、夏をいっそう感じられた。

さて家に帰って自分の肌を見ると、丁度よく焼けている。白いヴィオロニスタが赤いヴィオロニスタになった。もうちょっと屋外練習を重ねると茶色いヴィオロニスタになる。

ブラジルのバイーアでは連日陽射しが強いから、あまり日焼けしない僕でも黒くなるけど、日本の気候ではそこまでたどり着くのは無理で、いつも茶色いもどかしい感じで夏が終わる。

今年もそれだ。それなりに夏を楽しむ。

今日は良い練習が出来た。

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