スタジオの音質向上、調整といった方がいいかもしれない、それをちょこちょこと進めている。

録り音、再生、両方とも。

その中で昨日から今日にかけて行っているのが

電磁波吸収！！

電源はケーブルから発生する電磁波を吸収して音質を向上させる。

ただ、実際にやってみると分かるんだけど、放ったらかしにしておいた方が音質が良い場合もあることに気づく。

ということで、どこの電磁波を吸収するか手探りで一つ一つ実験していっている。

ちなみに、音の良い悪いは、僕のイメージしている音に近づいているか遠のいているかということ。

あそうそう、オカルトじゃないよ！

電磁波吸収材を使う場所によって音が変化しているのは、耳で聞いて分かるし、波形データを見てもはっきりと違いが出るから、いわゆるオーディオ界でいうところのオカルトの領域ではない。

ただ、初めて試したのが全く変化の出ない（出にくい？）AD/DAコンバータ回りだったため、「うーん、、、、オカルトだったか。。。。」と思ってしまった。

機材によって、環境によって、というようにケースバイケースだろう。

例えば、マイクプリアンプに電磁波吸収シートをいろんな角度からあてがって実験してみたところ、 Avalon Design M5は天板に乗せると音が細くなり（中低音が減る）、下に置くとちょっと良いかな？くらいの微妙な変化、下の後部だと良くなるといった感じ。

また、RND R6のHelios 69 には、何もしない場合が最も音が良かった。

後は、ケーブルの束に使っても変化がよく分からなかった。

パソコンの電源部分に使っても変化無し。

大きな良い変化があったのは、パソコンの背面のUSBやポートが密集している部分の横。

ここに吸収材を置いたら音が歯切れ良く綺麗になった。

そもそもレコーディングスタジオなのでモニタリング環境としてはかなり良いんだけど、更に良くなったから驚いた。

だって、別に何十万も何百万も掛けたわけじゃないのに、一聴して分かる程の変化があるんだから。

ちなみに今回実験に使ったのは、オヤイデ電気産の電磁波吸収材　MWA-030 Mというもの。

電磁波吸収材 A5 MWA-030M

Amazonで見てみる

コンセントキャップ 4個入り MWA-EC

Amazonで見てみる

シート１枚で３，４００円。

運良く望ましい変化が表れれば安いもんだけど、期待通りとはいかなかった場合はかなり高い買物になってしまうから、最初からそう何枚も買いまくれない。

こんな感じでちょっとずつちょっとずつスタジオの音環境を作っていっている。

ギター演奏用の椅子

おまけ。

電磁波の発生源を探すには、ラジオを使う。

ところが今の時代、ラジオって無いんだよ。一家に一台ラジカセがあった時代とは違う。

そこで防災グッズから手動で蓄電して使えるポータブルラジオをひっぱりだして使った。

電磁波が発生している場所に近づくとザーーーー！！！！というノイズが鳴るのでそれで分かる。

この記事を気に入ったら下の【Good】ボタンを押そう。

1