メタルゾーンのサンプル・セッティングの音

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メタルゾーンのサンプル・セッティングの音

2012-06-14 22:08 Good(0) Comments(0)
in Audio - オーディオ、録音機材全般, How to - ハウツー

メタルゾーン - BOSS Metal Zone MT-2

歪み系のエフェクター、メタルゾーン（BOSS Metal Zone MT-2）の取扱説明書に載っているサンプル・セッティングの音をその通りに作って、それぞれライン録りして聴き比べてみた。

サンプル・セッティングには『ヘビー・メタル』、『オーバードライブ』、『ブリティッシュ・ロック』、『ロックンロール』、『ハード・ロック』、『ファズ』、『ロック１』、『ロック２』の計８つの音がある。

メタルゾーンを使った音作りをする際に、こういうサンプルは参考になるし、並べて聴くと違いが分かりやすくて面白い。

以下、順に試聴できるように音を並べた。

激しい歪み。サンプルセッティングの一番目がこれなんだ。激しい歪みで邪悪な感じだけど、ギリギリ耳に優しいサウンドだから、聴いていてそんなに疲れない。

楽曲に激しいロック調のサウンドを取り入れたい時には使い勝手が良さそう。

ヘビー・メタル

こもった丸みのある歪み。もうちょっとエッジが効いてると好みだった。

どこで使おうか・・・・。

オーバードライブ

これは凶暴！耳が痛い。コードを出すと何かが破け過ぎな音になる。でも、単音だとかっこいい。

アコーディオンの楽曲にガツーンと入れるとかっこいい。

ブリティッシュ・ロック

いろいろ使いまわせる感じの歪み具合。もうちょっとほんの少しギャリッとした感じに仕上げられると好き。

ロックンロール

これを軸にハードロックサウンドを作るといいかも。

このサンプル・セッティングの中では、弾いている分にはノイズのミュート処理がし易く扱いやすい音。歪ませるとミュートを丁寧にやらないと汚い演奏になるから大変。良く歪み、且つ、扱いやすい感じ。

ハード・ロック

ケバケバしい歪みが良い。ただ、ちょっと薄っぺらくて、音圧的に物足りなさを感じることがある。

ファズ

真っ正直な歪みという感じ。

上の『ハード・ロック』の音と同じく、音作りの軸にしたい歪み。使いやすいから、この設定からちょこちょこ変更していくと、音を作りやすいかもしれない。

ロック１

上の『ロック１』より少しトゲを取って暖か味を増したような歪みサウンド。

これも歪み系のサウンドメイクの軸の一つとして覚えておくと便利そう。

ロック２

以上がメタゾーの取扱説明書に載っている音作りのサンプルの設定。それぞれのキャラクターがはっきりしているから、自分のイメージに近い設定を見つけて、それを基に作りこめば、比較的簡単に早く自分の狙ったディストーションサウンドを得られると思う。

久しぶりにメタルゾーンを時間を掛けていじっている。今日は前回と違って、『ピック』を使い通した。8,9年ぶりぐらいのピックでの演奏は面白いんだけど、もう全然イメージしているように上手くできない！空振りするし、ミュート奏法もしっかり出来ないし、ノイズ処理も上手くいかず大変だしで、とても『力の入った演奏』になっている(笑)。

エレキギターよりも指板の広いクラシックギターで弾いているっていうのもあるけど、それにしても思うように出来なすぎて驚く。コンスタントにコツコツ続けるっていうのが、どれほど大切なことか身にしみる。

さて、今度は自分なりのディストーション・サウンドを作ってみる。何か出来たらまた公開する。お楽しみに。