恩賜上野動物園で久しぶりにハシビロコウに会ってきた。

覚えていたのか、思い出そうとしているのか、僕が見ていると『おや、こいつは…？』という感じでジーーーーーっとこっちを見返してきた。とても近い距離だったから、こんなドアップの正面顔を撮ることができた。

この日はいつものように飛び回ったり歩き回ったりといった激しい動きはなかったけど、見慣れないポーズを見ることができた。

おもむろに壁の方へ向き、足を折り、座り始め、太陽を背に羽を伸ばし始めた。日光浴かな。

ちょっと危ないヤツに見える。でもハシビロコウだから可愛い。

日光浴にしては短くて、翼をめいっぱい広げていたのは30秒ぐらい。すぐ折りたたんでしまったけど、丁度写真撮影を終えたタイミングだったので、ナイスタイミングといった感じ。

ほぼ同じ頃、この壁の向こう側のガラス張りの室内に居るハシビロコウも同じ行動をとっていた。こっちはもっと長くて4,5分は羽を伸ばした体勢を維持していた。

常に口は半開き。たまに目を瞑って半笑いに見える。よほど太陽が気持ちいいんだろう。

隣の野外スペースにいるハシビロコウ。彼（彼女？）はとても爽やかな雰囲気を持っている。

横から見ると顔が斜めに長いから、単純にアップで四角い枠に入れたい時には収まりが良い。

チャームポイントである頭のチョビ毛のバックショット。

今回は10分程度の短い見物だったけど、以前とはまた違ったハシビロコウのいろいろな動きを見ることができてとても楽しかった。満足。

Amazonで見てみる

Amazonで見てみる

おまけ。

前後に開閉するハシビロコウの瞬膜（しゅんまく）。

これは瞬膜が閉まる途中で、写真右側（前方、クチバシの方向）から白い瞬膜が出てきているところ。こうやって瞬膜が横に動くから、初めて見るとびっくりする。瞼は下から。

瞑想中…。

この記事を気に入ったら下の【Good】ボタンを押そう。

6