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日本語にしたいブラジルポルトガル語の単語

 
2012-03-26 14:03 Good(4) Comments(0)
in Languages - 言葉, Brazil - ブラジル
ブラジル、イタパリカ島のビーチ - Beach of Ilha de Itaparica in Bahia, Brazil
ブラジル、イタパリカ島のビーチ - Beach of Ilha de Itaparica in Bahia, Brazil

ブラジルポルトガル語の数ある単語の中に、和製英語のように日本語として定着させたいものがある。単語の音の響きが良かったり、意味的に面白かったりといったことから、いくつか取り上げた。

まずは、これ。何といってもこれ。


ヴィオロニスタ

綴りは【Violonista】。

意味は『ギター奏者』。

文字にする際には『ヴィオロニスタ』でも『ビオロニスタ』でも構わない。ナイロン弦やスチール弦を張ったギター、日本でいうところのクラシックギターやアコースティックギターを演奏する人のことを指す。

ブラジルで現地人がこの単語を使っているところを初めて聞き、自分でも使うようになり、そのうちとてもこの単語の音の響きを気に入るようになった。

ヴィオロニスタ

良い。だから日本で音楽活動している時もヴィオロニスタと言うし、名刺にもヴィオロニスタと書いている。

もちろん、多くの日本人がこの言葉を知らないから、初対面の場合だと大抵はヴィオロニスタとは何かという話題から会話が始まる。

『クラシックギターの演奏家』などという場合、厄介なことがある。

例えば僕が『ギターリストだよ』というと、相手が『ロックとかの?どんなの?』という質問をしてくる。それに対して『クラシックギター』というと、相手が『ああ、なるほど。』となる。

厄介なのは、ここで会話が途切れてしまうこと!

クラシックの曲を演奏していると勝手に解釈して、納得して、この話題を打ち切られてしまうから、とても厄介。だって僕はクラシックの曲を弾いてないから。

『ヴィオロニスタ』といえば、何の楽器なのかから始まり、やっている音楽のことまで話す時間が出来る。

しかし実は『ヴィオロニスタ』と言おうが『クラシックギターリスト』と言おうが、この会話のパターン自体がとても稀なケース。殆ど場合、ステータスの話になる(笑)。ブラジルだと、相手がやっている音楽活動の内容や自分が好きな音楽の話になるんだけど。

ヴィオロニスタ

ちょこっと頭の片隅にでも置いておいてくれると嬉しい。


ヴィオロン

綴りは【Violão】。

意味は『ギター』。

ナイロン弦を張ったクラシックギターやフラメンコギター、それとスチール弦を張ったアコースティックギターも、全部ひっくるめている。

もうちょっと細かく言う時は、【Violão nylon】『ヴィオロン・ナイロン』や【Violão de nylon clássico】、【Violão aço】『ヴィオロン・アソ』というような言い方をするけど、日常そういうことは少なく、『ヴィオロン』とだけ言うことが多い。多くの言葉と同じように、どういった状況でこの単語を使うのかということで、その場にいる人たちが何をイメージするかが変わるということ。

今までリオ・デ・ジャネイロ、バイーア、パラナーの三箇所で(広大!ザックリすぎる(笑))でこの単語を使ってるところ、普通にナイロン弦を張ったヴィオロンで通っている。特にリオのコパカバーナやイパネマ、バイーアのサルヴァドールでは、土地の音楽的背景があるから、ヴィオロンって言えばナイロン弦を張ったヴィオロンのことだと思っていい。僕はブラジルでは、『ヴィオロン』としか言った事が無い。

これもヴィオロニスタと同様に言葉の響きをとても気に入っている。だから日本でも普段からクラシックギターのことをヴィオロンという単語を使って呼んでいる。


スーコ

綴りは【Suco】。

意味は『ジュース』。

日本語の耳で聞くと『スーコ』とか『スッコ』とかに聞こえる。その音の響きがなんとなく歯抜けた感じに聞こえて面白い。

ジュース全般を指す言葉。例えばオレンジジュースだと【Suco de laranja】(スーコ・ジ・ラランジャ)というような言い方をする。

パックされたジュースも美味しいけど、ブラジルの街中では、ランショネッチ(簡易食堂)やカフェテリアで、フルーツ100%のジュースを売っているので、これを味わって欲しい。これは美味しいよ!リオのイパネマやコパカバーナに行くと、海岸沿いの道から1,2本入るとそういうお店が点在しているから、行った際には是非飲んで欲しい。

【Fresco】『フレスコ』という文字を探すといい。看板やメニューに【Suco Fresco】なんて書いてある。

使用例:『スッコ飲む人ー?』、『オレンジスッコちょうだい』、『ハジケル炭酸スッコ』などなど。


ゲハ

綴りは【Guerra】。

意味は『戦争』。

既に印象的なポル語としても挙げているこのゲハという言葉。音の響きが本当に死臭がしてゲロくて、ゲハッって血を吐くような、攻撃的というか、そういう酷いイメージがするから、和製葡語として定着させたい。

和製英語の日本語としての『ウォー』っていうと、もちろん戦争の悲惨なイメージもあるんだけど、戦争を美化するイメージや格好つけるイメージも一緒にくっついてきてしまうところが嫌い。

『ウォー』と『ゲハ』、どっちの音の響きが、酷い戦争を表す言葉として相応しいかというところで、僕は『ゲハ』を選ぶ。

ただ・・・・、寿司のことをシースーって言ったりする業界用語風のゲーハーなイメージもあるから、その『愚かしい』イメージもくっついていく期待もあるけど、定着するまでにとても時間が掛かりそう。高い壁を感じる(笑)。


マジカ

綴りは【Mágica】。

意味は『魔法』。

『マギカ』ではなく『マジカ』。ブラジルポルトガル語は基本的にローマ字読みでいいんだけど、この【Mágica】の【Gi】は『ギ』じゃなくて『ジ』に近い発音になる。だから『マギカ』じゃなくて『マジカ』になる。そして、『マ』にアクセントがあるから、『マージカ』ともなりやすい。

日本語で『マジで?!』っていう時の感覚で行ってみて欲しい。『マジカ?!』って。

『それ、本気か?!』と相手の言っている内容を確かめたり、信じられないといった気持ちを表現するのに使う日本語だけど、これをポル語の意味で捉えても、ちゃんと意味が通る。『魔法?!』と訳しても、会話に支障は無いはず。だからそこの心配をする必要は無い。

そして今現在魔法の一般的な言い方の『マジック』だと、書くマジックのマッキーと区別つかないという問題も解消できる。

今後はこっちの『マジカ』が定着することを期待している。

唯一の問題点は、マジックに絡めた『おやじギャグ』を言えなくなることぐらい。気にすることじゃない。

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