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面倒な覚え方をしている単語

 
2012-06-20 11:39 Good(1) Comments(0)
in Languages - 言葉, How to - ハウツー
ブラジルポルトガル語教材 - Brazilian portuguese textbooks
ブラジルポルトガル語教材 - Brazilian portuguese textbooks

言葉、単語を覚える時、その単語を聞いた瞬間または目にした瞬間に、それが意味するまたは関連するイメージを直接思い浮かべられるのが、普通の『覚えている』、『知っている』、『使える』、『習得している』などという状態。

単語→イメージ

こういう簡単な繋がり。

母国語以外の言語を習得する場合は、

外国語→イメージ

と、頭の中で繋がるように覚える。

時に、

外国語→母国語→イメージ

というような『一度、母国語の単語に変換してからイメージに繋げる』覚え方をしてしまうこともあるけど、これは学校のお勉強では良い点を取れても、実際にコミュニケーションをとる中では足かせになってしまう。

こういう覚え方はダメだってことは、よく分かっているにも関わらず、中にはそれよりもっと面倒な覚え方をしている単語もある。

例えば、英語の『East』という単語。


East

『イースト』、方角の『東』という意味の言葉。

僕はこの単語を見るととっさに『西』を思い浮かべてしまう。なぜだか分からない。だけど『西のイメージ』を持ってしまう。

でも、最終的には『東のイメージ』という正しい答えに持っていっている。そこにはこんな経路がある。

East

西

西じゃない

反対は West

West Side Story

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西海岸

West は西

西の反対は東

East は東

東のイメージ

手間暇かけてる!!

いつからこんな面倒な覚え方をしているのか分からないけど、少なくともここ10年はこんな感じ。最近はこういうおかしな覚え方をしている言葉を、ちゃんとスマートな覚え方に直そうと思って、この単語を見かける度に気をつけている。

なるべく途中を省略することを心がけて、今はここまできている。

East

西じゃない

反対は東

East は東

東のイメージ

だいぶ手数を減らせるようになってきた。『East→東のイメージ』まであと少し!


Male と Female

この『Male』と『Female』という単語は、性別の男性と女性を表す言葉で、身分証名や登録情報の中でよく見かける。

どっちがどっちだか分からなくなる時がよくあって、以前は、そんな時は以下のように正しいイメージを導き出していた。

Male

先頭に『Fe』が付いてない

でっぱりが付いてない

でっぱり(おっぱい)が付いてない

男だ!

男性のイメージ

女性の場合はこう。

Female

先頭の『Fe』が付いてる

でっぱりが付いてる

でっぱり(おっぱい)が付いてる

女だ!

女性のイメージ

大抵はこれでうまくいくんだけど、たまにこんな間違いをすることもある。

Female

先頭の『Fe』が付いてる

でっぱりが付いてる

でっぱり(ちんちん)が付いてる

男だ!

男性のイメージ

・・・・

いや、待てよ・・・・

でっぱりって『ちんちん』のことだったっけ??

『Female』の意味を人に尋ねる、辞書を引く、検索する

・・・・あっ

Femaleは女性だ!

やっぱりでっぱりは『おっぱい』だ!

女だ!

女性のイメージ

ただ、ここ5,6年は以下のような覚え方をしている。

Male

ブラジルのバイーアの警察署のトイレのドア。男性用トイレと女性用トイレの入り口が並ぶそれぞれのドアに『Masculino』(マスクリーノ)と『Feminino』(フェミニーノ)の文字が大きく書かれている。

『Masculino』と同じく『M』から始まる

男だ!

男性のイメージ

女性の場合も同様の流れ。

Feminino

ブラジルのバイーアの警察署のトイレのドアの『Masculino』(マスクリーノ)と『Feminino』(フェミニーノ)の文字。

『Feminino』と同じく『F』から始まる

女だ!

女性のイメージ

あんまりスマートじゃないから、これも『Male→男性のイメージ』、『Female→女性のイメージ』というように直結したい。


Kitchen

これは中学生の時におかしな覚え方をしてしまって以来、ずっとそれが染み付いてしまっている。

『Kitchen』は英単語。日本語では『台所』や、もしくはそのまま『キッチン』になる。

上記の二つとは違って、この単語を見聞きした時に正しいイメージを理解するまでの経路は『Kitchen→台所のイメージ』とシンプルなんだけど、書く時に、その綴りを思い浮かべる時にちょっと面倒な手順を踏んでいる。

綴りをどう覚えてるかっていうと・・・・、

キットチェン

って覚えてる。

書く時に『キッチン』ってそのまま発音を思い浮かべながら書く一方で、頭の片隅のどこかで『キットチェン』って同時に発音してしまっている。そして、書いてから綴りに間違いがないかを確認する時には、完全に『キッ・ト・チェ・ン』って頭の中で唱えている。


Summer

『Summer』は『夏』。これも中学の時におかしな覚え方をしてしまって、未だにそれを引きずっている。

どう覚えてるかっていうと・・・・、

スエムメアール

って覚えてる。

『サマー』に比べてとても音数が増えている。

なぜなら、『Su(ス)』、『m(エム)』、『me(メ)』、『r(アール)』というように、細かく区切っているから。

勉強するのが辛くて辛くて全然頭に入ってこなくなって、でも止めるわけにもいかず、無理矢理ゴリ押しで詰め込もうとした時にこんなおかしな覚え方をしてしまった。

当時の苦しかった状況は今でも鮮明に覚えている。それほど辛かった。『スエムメアール!スエムメアール!スエムメアール!スエムメアール!・・・・』ってボソボソとつぶやき連呼しながら書き殴ってた(笑…えない)。

『Kitchen』と同様に、書く時には発音から綴りを思い浮かべながら書いているんだけど、同時に頭のどこかで『スエムメアール』って鳴っている。




こんな感じで、スマートとは程遠い、正しいイメージを導き出すまでに多くの手間が掛かる覚え方をしている言葉が少なからずある。机の上で答案用紙に向かって書く場合は大した障害を感じないんだけど、人と向き合ってリアルタイムで会話をする時には、余計な手順を踏んでいる時間、このほんのコンマ何秒っていう短い時間が、とても大きな障害に感じることがある。

だから、できるだけスマートに、余計なものを挟まずにイメージと直結させる覚え方を心がけることが大事。

特にこれ、『外国語→日本語→イメージ』という覚え方は、絶対にやらないようにしている。



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おまけ。

ある言語の地域外で生活していて、その言語能力を維持し続けるのは本当に難しい。僕はまたブラジルに移ったら、赤ん坊から再スタートって感じになるに違いない。

タイプの違う言語を3,4つ話せるようになりたい。日本語、ブラジルポルトガル語、アラビア語、タイ語、ハナモゲラ語など。

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