これは全部ヤシの実。

リオ・デ・ジャネイロのコパカバーナのビーチでは、所々でこんな滝状になった大量のヤシの実を見ることが出来る。

どうなっているのかというと、ちょっと引いて見るとこんな感じ。

ヤシの実の房ごと枝を交えて巧みに絡めている感じだ。素晴らしい。

ビーチ沿いに点在するキオスクという小さなお店の壁に、こうやって売り物のヤシの実がぶら下げられている。これを注文するとお店の人がその場でヤシの実に穴を開けて、アグアジココと呼ばれているこの実の中身の液体であるヤシの実ジュースを飲めるようにストローを挿してくれる。

ブラジルポルトガル語で水のことをアグア、ヤシの実のことをココという。『アグアジココ　＝　Água de Coco　＝　アグア・ジ・ココ　＝　ヤシの実の水　＝　ヤシの実ジュース』となる。

アグアジココを飲みながらこのヤシの実の滝をジーっと見ていると、一気に全部弾けたら、噴き出してきた大量のジュースを体全体で浴びたいなぁって思えてくる。

こんな風に天井から地面へと流れ落ちるように掛けられている。上から下まで2メートル以上はある。

こういう感じの小さいキオスクなだけに（これは古いタイプのキオスク。今はガラス張りで綺麗になっている）、ヤシの実の重量でお店が崩れないかちょっと心配になる。けど、傾いたらその時考えればいいことだ。見てて楽しくなるから、これからも続けて欲しい。

もしまだあったらビーチ沿いを散歩しているだけで自然と目に入ってくると思うが、イパネマ(Ipanema)やコパカバーナ(Copacabana)のビーチに行ったらちょっと探して見て欲しい。

あ～、アグアジココ飲みたい！

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