PENTAX Qの練習をしに、先月末に行ったばかりの上野動物公園にまた行ってきた。もともと動物園は好きで、札幌に居た頃は頻繁に円山動物園に行っていた。21時間労働な音楽家業には大きな息抜きになっていた。

デジカメを買ったことで上野動物園には何度も行く気がしたから、年間パスポートを購入した。値段は2400円。丁度4回入場する分の値段だから、何度も行く可能性が高いと思ったからこれを買った。

空いている時を狙って平日の午前中に行ったのに、まさかまさかの混雑。遠足か、修学旅行か、何ちゃら見学か、、、園児の群、中学生の群、つきそう親の群。園児たちは順番もなにもなく割り込み暴れ放題、親たちはそれを正しもしないから、この日の上野動物園は無法地帯になっていた。

それにしても、携帯電話やカメラやビデオばかりを見て、子供を見ていない親が本当に多かった。カメラの前で、子供が思い通りのポージングをしないからといってイライラしながら怒っている親もちらほら居た。何しに来てんだか・・・。

そんな中、まずはパンダ舎へシンシンとリーリーを見に行った。

片足をブラっとさせて竹をほおばるシンシン。ちょっと人っぽい仕草が面白かった。

歩き回るリーリー。

PLフィルターを持っていないので、ガラス越しの撮影ではもろに反射する景色が映りこんでしまう。

最近公開されたばかりのホッキョクグマ。水中に飛び込んだところ。

ややボケ。ピントの問題よりもシャッタースピードが遅すぎたかもしれない。

ハシビロコウ。僕のすぐ横に飼育員がいて、そちらに向かって甘えて網をパクパクかじっているところ。

上野動物園のハシビロコウはよく動くから、そのことについて飼育員と話したら、『エサに困ってないから』ということだった。なるほど！自然の中のように辛抱強く立ち止まってハンティングする必要がないから、これだけ動き回ってるんだ。

キンムネオナガテリムクという青い綺麗な鳥。エサをついばむ瞬間。

黄色、青、緑と、まるでブラジルを思い起こさせるカラーリングに、細く延びた尾羽と、ペイントしたかのような白い縁の目が可愛い。

上野動物園内ではあるけど、彼は野良スズメ。左右、前後、上下に激しく動き回っているところを追いかけた。

これは難しい。もはやゲーム。なんとか被写界深度内に収められた。

今回は動き回る動物にマニュアルフォーカスでしっかりとピントを合わせて撮るということを目標にしていった。前回よりは上達したんだけど、このPENTAX Qの動きのクセをものにできていないために、甘いピントになることが多かった。

PENTAX Qは、シャッターボタンを押した瞬間よりもわずかに後のシーンを取り込んでいる。動きにジャストのタイミングではそのシーンを写真に収めることはできない。時間にすると極々短いものだけど、動き回る被写体の撮影にはその一瞬が大きな差になって結果に現れる。ジャストちょい前にシャッターを切る必要があるから、『被写体の動きを読む』ということがとても大切だと痛感した。

上野動物園の年間パスポートを買ったから、また練習しに行く。

写真として気に入ったものは、動物と風景の写真にまとめて掲載しているので見て楽しんで欲しい！

Amazonで見てみる

Amazonで見てみる

おまけ。

この日、銀杏拾いの隠れスポットとして紹介したところを通ったら、まだあったよ。ただ、写真右端のほうを見るとわかるように、拾われた形跡がある。砂ごとザーっと掻き集めていった感じ。

この記事を気に入ったら下の【Good】ボタンを押そう。

0