既に東京では銀杏の実は全て落ちている時期。僕は今年も世田谷区にある砧公園で銀杏拾いをした。そこは既に拾われていて、銀杏は残っていない。

銀杏拾いというイベントは人気の場所ほど本当に期間が短い。あまり人気がなくても、この時期だからもうどこの銀杏の木もおしまいだろうと思っていたら、そんなことはなかった。拾われない所というのは徹底して拾われないみたい。

昨日、東京都内にある上野動物園でPENTAX Qの練習をした帰りに、歩いていて偶然見つけた銀杏拾いの穴場スポットはここ。

JR山手線、上野駅、公園口の目の前。道路を挟んだ真向かいの上野公園内のイチョウの木。

写真の通り、このイチョウの木の根元には、地面を覆いつくさんばかりに銀杏の実がびっしりと落ちている。誰も取った形跡がない。

ロープで囲いがされているから入っちゃダメだけど、手を伸ばせば普通に届く範囲にもウジャウジャ落ちているから、ちょっと一時のオツマミ程度の量以上に十分な量を拾えそう。

この囲いの外側、人が歩くスペースにも、人が歩く足で潰された銀杏が沢山散らばっている。乾いてはいるけど臭かった。

ただ、『拾うな！』の立て看板や注意書きが無いかよく確認する必要がある。この時は拾う気が無くて確認しなかったから、実際に拾っていいのかどうかは分からない。日本は『あれダメ！これダメ！』っていう決まりが多いから、拾う時は十分に確認する必要がある。

ちなみに、上野公園には他にイチョウのメスの木があるから、拾う人はそっちで拾っているみたい。

それにしても東京ってコンクリートでガッチガチに固めて整備して綺麗にしているのに、そんな中に普通にイチョウのメスの木がある。国会議事堂周辺にもイチョウの木があって、雌だから当然実をつけていて、この時期になると臭いがするし道路も汚れる。なぜそういう場所に雌株を植えるんだろう？清掃の仕事作りのためとか？見るたびに不思議に思う。

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