先月5月10日に銀杏の雄の芽が発芽してから、続けて雌とオカマが発芽した。それらイチョウの若い芽は、ほとんどが順調に成長を続けている。

一番最初に発芽したオスの銀杏は、発芽してから今日で34日が経ち、周りに競争相手もなく伸び伸びとした環境の中で、葉っぱも大きく健康に育っている。

5月14日以降に続けて発芽した5本のオスの新芽は、1本を除いて今のところ健康だけど、密集しすぎてそれぞれ成長の妨げになりそうな状態。（※追記：この一ヵ月後に新たに1本の芽が出て、全部で6本になった。）

発芽当初から成長不良を起こしていたその1本の芽も、枯れることなく成長を続けている。

茶色く変色しているのが、最初に出てきた新芽部分。その死んでしまった部分の成長は止まり、その代わりに脇から葉っぱや新しい芽が出てきた。強い！

5月25日に発芽した雌（めす）の新芽は、最初に発芽した一本だけ。それ以外は出ていない。その唯一の新芽は発芽と同時に成長が止まってしまい、ずっと1cmぐらいの短い芽のままだったんだけど、それでも死なずに新しい茎と葉っぱを出してきて、特に最近は成長軌道に乗ったような感じで、その成長ぶりは見る度に分かるほどになっている。

オスの成長不良の芽が脇から新しい芽を出してきたのに対して、こっちのメスは、成長が止まった先端の内側から、更に新しい芽が突き出てきたような形で伸び始めている。

メスはこの一本しかないから、枯れずに成長を再開して良かった。

雄とも雌とも判断しにくい種の形をしていたものを『オカマ』というグループに分けて、5個の種を蒔いた。

そのオカマの芽は、オスより18日遅れて5月28日に発芽したので、全ての葉っぱが小さい。

発芽して今日でまだ17日しか経っていないから、適当な成長ぶり。

さて、種を蒔いてからもう3ヶ月近くになる。この段階で芽が出ていない種は、もうダメだろう。

オス、メス、オカマのそれぞれの発芽率は以下の通り。

オスは、13個中6個発芽で、発芽率46%。

メスは、4個中1個発芽で、発芽率25%。

オカマは、5個中3個発芽で、発芽率60%。

オカマが一番強いことが分かった。

※銀杏の種の雌雄判別は一俗説を参考に行った。

密集している方のオスはそろそろ間引く。メスとオカマはそのまま。イチョウは街路樹に選ばれるだけあって、やっぱり病気にかかりにくく、害虫にも狙われにくいんだろう。今現在しっかり葉っぱが開いている新芽の全てが、葉っぱも傷一つなく綺麗で、至って健康に成長を続けている。今後が楽しみ。

銀杏の新芽が茶色くなってきた（7月11日）

雄の銀杏の間引きと、銀杏の芽の解剖

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