2012年も春になり暖かくなってきたら、アカザカズラが一斉に芽を吹き出してきた。アカザカズラはブラジル原産のツタ植物で、日本で育てていると、この時期に根っこから新しい芽をわんさかと出し、秋に白い房状の花が咲く。葉っぱ、茎、根は食べられるんだけど、僕は今のところ葉っぱと茎（柔らかい先端部分のみ）だけを食べたことがある。醤油漬けにして食べると、良いご飯のお供になる。

そんなアカザカズラは、ツルの伸びるスピードがとても速い。去年の夏に測ったら一日で7cmぐらい伸びていた。だからあっという間に鉢がモジャモジャになる。今年もつい先日新しい芽が出てきたばかりなのに、一番長いツルは既に70cmぐらいあり、根元は葉っぱが密集している。

葉っぱは食用として摘むことが出来るけど、しばらくはこのまま置いておいて、光合成要員として存分に働いてもらう。

ツルが伸び、ツルに付いている葉っぱが大きくなってきたら、根元の葉っぱを取り除く。食べるためじゃなくて、根元の土の日当たりと風通しをよくするためと、泥はねで病気が発症するのを防ぐため。実際に良いのか悪いのか知らないけど、他の植物栽培に倣ってそうしてる。

上の写真では葉っぱが沢山写っているけど、冬の間に一回全部のツタを切り落として、地面に埋まっている根っこだけになっていたから、本当に数日前までは何もなかった。

下の写真の矢印の部分は、去年延びていたツルを切った跡。その切り口のちょっと下あたりから新しいツルが伸びている。

こんな感じで、ツル植物のアカザカズラはグングン成長していく。根っこも大きく成長していく。

また今年もアカザカズラの葉っぱの醤油漬けを食べられそうで、その成長が楽しみ。

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おまけ。

アカザカズラは、雲南百薬（うんなんひゃくやく）やオカワカメとも呼ばれている。

どちらも体に良さそうな名前。

また、上の写真のように緑のカーテン作りにも使える。成長が早いから。家にスペースがある場合は、節電目的でアカザカズラのカーテンを作ってみるのもいい。

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