今月、東京の代々木公園で行われるフェスティバルの中では最後のイベントであるインドフェスティバル、ナマステインディア 2011(Indo Festival 2011)に行ってきた！

これまで行われたスリランカ、ベトナム、ネパール同様に、僕はインドという国についても何も体験を持っていない。日本で一般的に知りうる空っぽの知識を少し持っているだけ。それだけにどんな料理や飲み物などがあるのかとても楽しみにして行った。

東京代々木公園付近の天気は最高！ブラジルフェスティバルから含めて今月のフェスティバルの中で一番の快晴。

これまでのフェスティバルを行ってみて、飲食を楽しむなら午前中に行った方が良いと分かっていたし、インドは割と日本では馴染みのある国なだけにベトナムフェスよりも混むだろうと思ったので、今日も早めに行った。会場に着いたのは10時30分ごろ。（10時前に着く予定だったのに。このへんはブラジル感覚(笑)）

ところが会場に着いてみると、予想外に人が少なかった。ベトナムフェスティバルの時よりも若干少ない感じ。

これも他のフェスティバルに行ってみてわかったことだけど、目当ての店があるなら別として、僕みたいにそのイベントの国のことを全く知らない人間は、会場に着いたら店を物色しないで目にとまった店でさっさと買った方がいろいろ都合が良い。

ということで、会場に入ってすぐの所にあったインド定食のターリー屋の露店でナンで食べる二種類のカレーとサモサセットを頼んだ。

この時は飲食スペースが沢山空いていた。座りたい放題。他のフェスティバルでは既に席が埋まっていて座れなかったから、立って食べたり会場の隅っこで座って食べたりしていただけに、座れてちょっと嬉しかった。

まずこれはナンと二種類のカレー。

左のカレーは普通のカレーだなーって感じなんだけど、右のカレーは少し独特だった。ひよこ豆かな？なんだかクセがあった。どちらも美味しかった。そしてナンはやっぱりウマイ！モチっとした歯ごたえが最高。

こっちはサモサという食べ物。インドでは子供のオヤツとして食べられているらしい。

カリカリ生地の中には牛肉(？)、ジャガイモ、グリーンピースが入っている。日本の肉じゃがが入ってる感じだから、日本人にも抵抗無く食べられる。これをカレーに付けて食べる。美味しかった。というか、カレーの味で左右されると思う。

食べてみて、『オヤツか？』というところに疑問(笑)。夕食のおかずっていう感じの存在感だった。でもインドではオヤツらしいよ。この露店の店員さんが教えてくれた。

次は、まだ空いている会場の中では目だって行列が出来ていたダクシンという露店でインドの代表的飲み物のチャイとパパドという食べ物を買った。

僕は勝手に冷たいチャイなんじゃないかと思っていたけど、あっつぅぅぅいチャイが出てきた(笑)。まあ、そうだよね。

パパドっていう食べ物は、インドでは酒のおつまみや、食前料理として出されるものらしい。日本の煎餅なみにカリッカリの生地はクレープのように薄く、その上に玉ねぎやトマトやインドチーズなどがトッピングされている。インドチーズは全くクセが無くサラっとしていて、他の具材は野菜だから全体的にあっさりと食べられた。

このダクシンのマサラパパドは美味しいんだけど、食べにくいのが残念だった。生地が硬いから手で割った時の反動でトッピングの具材が飛散する。そんなに具材がたっぷりって訳じゃないから、飛び散るとショック。あと、特に外側の方は噛み切れないほど硬い部分もあるから注意。

チャイもパパドもとても美味しかった。

次は、アリババという露店でジャレビというお菓子を買った。

このお菓子はインドの子供に大人気のオヤツだそうだ。アリババの店員さんが言うには、ひよこ豆をベースにした粉で作った生地を油で揚げて砂糖を絡ませているらしい。

激激激甘！！！！

砂糖と油が染み込みまくってるから、食感はシナッっていうかクシュッっていう感じで、ジュワッっていうかグジュッと甘みが出てくる。これは間髪入れずに一気に食べきらないと手が止まる。実際、僕はこれを最後に会場を去った(笑)。本当はもう一杯カレーを食べて帰ろうと思っていたのに。そのための繋ぎのちょっとしたオヤツと思って買ったのに、まさかのノックアウト。心がいっぱいになったよ。

さて、ビールの方は、、、

まずはチャクラ(Chakra)というビールを飲んだ。

インドでは一番人気があるポピュラーなビールらしい。

あんまり好き嫌いが分かれなさそうな味で飲みやすかった。

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琥珀色のチャクラ。

次に飲んだのは、キングフィッシャーというビール。これもインドではポピュラーらしい。

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味は、、、味は、、、味は、、、、、、思い出せない。実はこの時一緒にジャレビを食べていた。そっちに集中していたせいで、このキングフィッシャーの味をよく思い出せない。単なるジャレビを流し込むための道具になっていた気がする(笑)。

色は、チャクラと同じく琥珀色。美味しそう。いや、きっと美味しかったはず。

会場の一角ではインドの舞踊をやっていた。僕はすっかり見入っていた。

こっちは小さい子供達の団体演舞。

こっちは魅力的な女性の単独演舞。民族的な音楽だったりダンス音楽だったりと表情豊かでかっこよくてとても素晴らしかった。

今日は時間がなかったので泣く泣く途中で切り上げてきた。もっと見ていたかった！！

このインドフェスティバル2011は、今月のフェスティバルの中では群を抜いて雑貨店や展示物など飲食店以外の物が多かった。代々木公園の会場の区画の半分を閉めていた。

お香があった。同じ感じのお香はブラジルでもよく売られていて何だか懐かしく感じた。1箱20本入りで50円。お買い得。

コパカバーナの海岸を思い出したよ。砂のアート。素晴らしい！

場所によっては、文化祭みたいなノリなところもある(笑)。何の説明も無いの。インドの何なんだこれは？？？

こちらは手相を見ている。

どこかで見かけたような看板(笑)。

なんとタトゥー屋さん！本当に刺青じゃなくてペイントするもので、一週間ぐらいもつらしい。時間があればやりたかった。

インドカレーなどの食材が並ぶテント。

とにかく女性のスカートやスカーフなどの衣類のお店がとても多かった。

下の写真の両サイドの露店は全部雑貨屋さん。

この露店は靴屋さん。インドの靴らしい。ぱっと見た感じ女性用っぽかった。

他のフェスタに比べて客の出足は遅かったけど、お昼が近づくにつれて混んできた。きっと午後はすごい混んでいると思う。

下の写真は手前も奥に見えるテントも全部が飲食スペース。他のフェスティバルに比べて圧倒的にテーブルとイスの数が多かった。

お昼12時近くにはこんなに人が集まってきていた。

歩道橋の反対側も飲食スペース。

今日行ってきたナマステインディア2011初日の午前中からお昼にかけての様子はこんな感じだった。載せ切れなかったものはこのブログでナマステインディア 2011の番外編として掲載している。

まさかまさかのお菓子のジャレビでノックアウトされてしまったのはいい思い出になりそう。時間があればもっとゆっくりしたかったけど、このインドフェスティバル2011を通してインドを楽しむ事が出来た。

早い時間帯に行ったから、割と店員さんとゆっくり会話する時間をとれて、食べ物を買う際に一つずつどんな料理なのか、インドではどういった物なのかなどなど、現地の話を聞けて楽しかった。

ナマステ・インディアの公式サイトはこちら。

さて、今月の代々木公園のイベントで日本以外のものはこのナマステ・インディアで最後。ブラジルフェスティバルから始まりスリランカ、ベトナム、ネパール、ちょっとタイ、そしてナマステインディアで終わった。もちろん僕が一番好きなのはブラジルフェスティバルだけど、他のフェスティバルもとても楽しかった。こういうイベントはこれからもどんどん続けていって欲しい。また来年を楽しみにしている。

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