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ブラジルにおける日本産アニメへの反応

 
2012-04-24 20:59 Good(36) Comments(0)
in Free Talk - フリートーク, Brazil - ブラジル
日本産アニメのブラジルポルトガル語版の映画DVD - Japanese anime film dvds in Portuguese, Brazil
日本産アニメのブラジルポルトガル語版の映画DVD - Japanese anime film dvds in Portuguese, Brazil

日本の代表的ポップカルチャーの一つであるアニメ。いまや周知の通り世界中の多くの国で放送されるほどになっている。海外へ進出している日本産アニメはレパートリーも増えて賑やかになっているように感じる。

日本にいるとどこからともなくそんな世界のアニメ事情が聞こえてきて、世界中から『とても盛況だ』、『人気がある』、『歴史ある高尚な文化だ』などという捉え方をされているような印象を受ける。

僕が居たブラジルでも日本のアニメやマンガは輸入されていて、テレビでは毎日どこかの局が何かしらの日本産アニメを一つぐらいは再放送しているし、本屋さんでは単行本も発売されている。

ブラジルには日系人も多いし、ブラジル人は日本人に対して好意的に目を向けているから、こういったポップカルチャーもすんなり受け入れられている。

そんな中で僕が実際に生活していて感じた『日本産アニメに対する現地の反応』は、日本に居て聞こえてくる海外の反応とはちょっと違う印象があって、違和感を持っている。

ベタホメな雰囲気はない

アニメは子供が見るもので、日本みたいに大人が夢中になって見るものという感覚はない。

アニメは日本の文化の一つとして認識されてはいるけど、必ずしも良い印象だけを持っているわけじゃなくて、『オタク』、『暗い』、『変態臭い』、『子供じみている』、『気持ち悪い』、『気色悪い』などなど、そういった日本でも普通に聞こえてくるような評価も同時に持たれている。

僕が実際に目にした反応をいくつか挙げていく。

ハウルの動く城 [DVD]
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スタジオジブリ作品だと、公開される映画館は満席どころかガラガラだった。リオデジャネイロに居たとき、『ハウルの動く城』を公開間もなく映画館まで観に行ったけど、お客さんは10人居たかどうか…、凄い少なくてびっくりした。客層は、10代半ばぐらいの女の子や男の子だった。

ただ、『千と千尋の神隠し』をバイーアで観たと言っていた人は、お客さんいっぱい居たと言っていたと思うので(うろ覚え失礼!)、少ない体験でどうこう決められるものじゃない。そもそも映画は開演の曜日や時間帯で客の入りが大きく変わるものだし。僕が行った時がたまたま空いていただけかもしれない。



バイーアに居たとき、屋外のバーで飲んでいたら、20代半ばぐらいの男性が近寄ってきて、『ドラゴンボール!セイントセイヤー!ゴクー!etc・・・・』とか何とか、片方の拳を上に掲げながら日本のアニメのタイトルやキャラクター名を次から次へと叫び始めた。

いくつ挙げたのか覚えていないけど、よくそんなに知っているなと驚いた。その青年はぱっと見オタクって感じの雰囲気で、ブラジル人には珍しいタイプだった。気はよさそうな感じ。日本人を見るや否やアニメへの熱い思いを伝えに近寄ってくるんだから、『オープンなオタク』って感じだ(おかしな言い回しだけど(笑))。こういう行為自体はとても嬉しい。


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ブラジルの情報番組で、日本のポップカルチャーが特集されているのを偶然見かけて、その時は司会者始めスタジオの雰囲気は『子供のための物を紹介している』っていう雰囲気でいたし、コスプレについてはもう完全に『変態プレイ』扱いで、原宿ロケで捕まえた奇抜なファッションをしている日本の若者を続けざまに紹介して、全部コスプレってことで大雑把にまとめていた。番組内では出演者がカツラを被って『ヘンターイ!ヘンターイ!』って日本語で言って爆笑している時もあった(笑)。



日本のテレビで当たり前に流れているアニメ映画のTVCMやゲームソフトのTVCMは、ブラジルでは一度も見たことが無い。だから日本のTVCMを見ていると、アニメやゲーム関連のCMが異常に多く流れている印象を受けて、アニメ&ゲーム大国だという感じがする。


フワフワ、ロリロリ、キラキラした感じの明らかに変態臭いマニアックなアニメが放送されているのを偶然見かけてびっくりした。5秒ぐらいフリーズぎみに見て、チャンネル変えた。だから残念ながらタイトルを知らない。

深夜にやってて人気でなかったものなのか、どこかわからない専門的なチャンネルでやっていたものなのか、全く分からないんだけど、こういう作品まで海外に流しちゃうのかぁ・・・・と力が抜けた。

包み隠さず日本を知って欲しいという意図があったのならその心意気だけはアッパレだけど、日本ブランドを武器にえげつなく売り込んでしまったんなら残念だ。

有名アニメだけが放送されているわけじゃないというのが現状なんだ。


僕がブラジルで感じた現地の反応は、アニメを一つの娯楽として認識してはいるけど、日本ほど大人が見はしないし、高尚な文化だと持ち上げてもいないし、日本人が持っているようなマイナスな評価も同じように持っている、といった感じ。

ブラジルのマンガ本についてはこちら。



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アナと雪の女王を観たよ



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