まさかこんな近くに寄れるとは思ってもみなかった。

不忍池（しのばずのいけ）にいる鳥たちを撮影していたら、不意に一羽のウミネコ（海猫）が僕のそばに飛んできた。その距離約2メートル。

すぐ近くには他の人間もいるし、無邪気で凶暴な年頃の子供たちもいるのに、特に警戒する様子もなくその場に止まっている。

今まではウミネコに近寄れてもせいぜい5メートルぐらいで、しかも高い街頭に止まっているなんていう状況にしか居合わせたことがなかったからとても驚いた。こんなチャンスは次はいつ来るか分からないので、とりあえずここまで近寄れた記念にアップの写真を撮っておいた。

のんびりのんびりのっそのっそしてるキリンは可愛くて見ていて楽しい。動物園の中でも安定して注目を集め続けているように見える。

上野動物園のキリンはたまに柵の間から首を出す。お客さんからするとキリンの顔をより近くで見ることが出来て嬉しいんだけど、以前、それが危ないと感じたことがある。

去年の11月に上野動物園に行ったときのこと。

キリンが柵の隙間からニョキっと首を出してきた。

久しぶりに東京都台東区上野公園にある恩賜上野動物園に行ってきた。

一番の目当てはワオキツネザルの赤ちゃん。今月4月の初めに生まれたとのことなので、見に行ってきた。

上の写真に写っているのが、親の背中にしがみつくワオキツネザルの赤ん坊。ずっとこうやって背中にしがみついて親と一緒に移動している。

親のワオキツネザルはエサを食べる時や歩く時など、かなり前かがみになることが多いので、赤ちゃんが物凄く無理な姿勢になっていることが多くてちょっと面白い。

多摩動物公園に行くと必ず目にする野鳥がいる。それが上の写真のアオサギ（蒼鷺）。

彼らはここで飼育されている動物じゃなくて、完全に野生。野良アオサギで、動物園内のペリカンらがいるところによく来ている。

目的はもちろんエサ。

ここは動物園。とんでもない事故でも起こらない限りは安定してオートで食事と水が供給される。しかも見たところ外敵はいない。カラスも近寄れず遠巻きで見るだけ。危険要素を排除してくれる人間という、これ以上無い便利なボディーガード付き。こんな夢のような楽園で、ペリカンたちのエサを横取りして快適ライフをおくっている。

そんな野鳥のアオサギを見ていて、この場所を餌場に選んで頭良いなーと感心していたけど、実はそれだけじゃなかった。

巣も動物園内にあった！

つい先日、東京都日野市にある多摩動物公園に久しぶりに行った。

この日は午前中から閉園までの時間、合計3分の2ぐらいは昆虫園で過ごした。なぜなら、久しぶりに行ったことに加えて、昆虫生態園の中の様子がいつもと違ったから。

昆虫園での目当ては主にハチドリ。ナスカの地上絵のモデルとも言われているチャムネエメラルドハチドリ。

10時ごろか、昆虫園に入ってすぐハチドリの元気な鳴き声が聞こえてきた。いつもより沢山聞こえる。

元気だなーと思いつつ最初のハチドリスポットに着いたけど、そこを見てもハチドリは居ない。居る気配も感じない。

自分の縄張りを空けてどこほっつき歩ってんのかと思ったら、別の場所の茂みに隠れて繁殖行動してた。

どーりで元気なわけだー(笑)。

先日久しぶりに多摩動物公園に行ったら、ハチドリがいる昆虫園にちょっとした変化があった。

昆虫園内でハチドリを良く見られる場所に、上の写真の通りの案内が常設されるようになっていた。

ハチドリ スポット

あいつら絶対このブログ読んでる！

今日、砧公園と大蔵運動公園に桜を見に行った時、3度もカラスと接近するシーンがあった。距離わずか2メートル以内の大接近！

『今日は何か違う・・・・』。最初にそんな気になったのは、大蔵運動公園に向かっている道中でのこと。僕が通り過ぎた道に木が生えていて、通り過ぎた瞬間に『ガツッガツッガツッ』って変な音が聞こえてきた。ふとそっちを振り向いたら、木の上でカラスが幹の皮をつついて剥いでいた。僕はたった今その木の横1.5メートルほどの所を通り過ぎた。

気づかなかったとはいえ、この距離に接近できたことに驚いた。そして嬉しい！

でもカメラを出して撮ることはしなかった。どうせ、そこで立ち止まった瞬間に警戒されるし、カメラを出すまもなく逃げられるから。その場はそのまま通り過ぎた。

カラスにナメられたら終わり

僕は常々そう思っている。

人間としてじゃなくて、動物として。

僕が今まで見てきたカラスの行動から想像すると、烏たちは生き物の気力みたいなものを察知して、ちょっかい出すか出さないかを決めているように見える。

自然界では病院てものが無いから、基本的にケガをしたら人生おしまい。相手の骨を断っても、自分の肉を切られていたらダメ。子育てや極端な食糧不足のような特殊な状況を除いては、自分が無傷でいられる確立が高い場合でないと、わざわざ他の生き物にちょっかいを出すことはしない。

こんなふうに思っているから、街中を歩いていてカラスと接近するたびに、僕と対峙しているカラスの反応や行動を、自分の気力のバロメーターにしている。目に見えないものを目で確認できるバロメーターってやつ。けっこう楽しいよ。

多摩動物公園にホオアカトキという鳥がいて、その鳥26羽のうちの1羽が脱走していた。2012年3月1日のことで、つい最近の出来事なんだけど、2,3日前に初めて知った。

まだ捕まっていない。今も脱走中。

見つけた際には、何もしないで連絡して欲しいとのこと。

多摩動物公園（代表電話042-591-1611）まで

公式サイトの呼びかけ記事はこちら。

さて、肝心のホオアカトキっていうのは上の写真の鳥なんだけど、これ見ても『そんなの居たっけ？』って人が多いかもしれない。

なぜなら、ホオアカトキ舎はとても分かりにくい場所にあるから。

オブリガード！！多摩動物公園！コンゴウインコをこんなに間近で見ることができたのはブラジルの Parque das Aves （パーキ・ダズ・アヴィス）という鳥の公園以来。

鳥好きな僕はとても感激した。っていうか、多摩動物公園にコンゴウインコが居たの知らなかった！びっくり！

そしてインコだったことにびっくり！オウムかと思ってた！どっちも可愛い。

園内のメインの通りに何気なく居る。ルリコンゴウインコとベニコンゴウインコ。普通に動いているので、見ていて面白い。たまにバカデカイ声で鳴く。本当にうるさくてびっくりするほど。