昨日は久しぶりのムケカ祭りだった。

ブラジル好きが集まって、ブラジルの特にバイーアの郷土料理を中心に作って食べて飲んでしゃべって演奏して飲んで飲んでしゃべって飲んで…。

すげー美味いブラジル料理を囲んで、それぞれブラジルでの暮らしの中でのいろんな出来事を話しあって盛り上がった。

参加者は全部で７人。写真には６人しか写ってないように見えるけど、もう一人は参加者の一人であるまるに旅館の若女将のお腹の中にいる。めでたい！

今回で何回目になるかもう忘れた。ただ何度もやってきたムケカ祭りの中でも、今回の料理が一番成功した。数日前から少しずつ料理の下準備を始めてきたから、しっかりと手間を掛けられた事が大きかった。

今回のムケカ祭りのメニューはこんな感じだった。

• 海鮮ムケカ
• フェイジョアーダ
• ガーリックライス
• アカラジェ
• シュハスコ
• パステウ
• ヴィナグレッチ
• カイピリーニャ
• 手作りバナナケーキ（差し入れ）
• ワイン（差し入れ）

今回は一人2,100円だった。

午前10時に集合して買出しや調理を始めた。

下の写真はヴィナグレッチ職人がヴィナグレッチを作っているところ。彼はいつも最高に美味しいヴィナグレッチを作ってくれる。

こっちはパステウ作り。市販の餃子の皮を使って具を包んでいく。

前日に完成させておいたフェイジョアーダ。少し日本風にアレンジしたことで、現地ブラジルのフェイジョアーダより美味しく出来た。これは本当に最高にうまかった！

とりあえずセルベージャでサウージして、このブラジルの郷土料理を食べる集いのメインであるムケカを食べた。

ココナッツの香りがいい。タラ、ホタテ、カニ、エビなど、魚介がモリモリ入っているからダシがよく出ている。全部の具をココナッツが馴染ませていてとても美味しかった。

手前の手がのびている揚げパンはアカラジェのパン。主原料は豆。日本の手巻き寿司みたいに、各人がお好みでエビやヴィナグレッチを挟んで食べるスタイルにした。

奥に見えるのはパステウ。いろんな味のパステウを楽しめるようにそれぞれ具に変化をつけた。

アカラジェはもちろんコン・カマロン（エビ入り）で。大きめのエビを丁度一匹挟めるようなサイズ。

アカラジェに塗るヴァタパと呼ばれているソースがとても美味くできたし、ピリ辛ピメンタソースも野菜の旨味が出ていて美味しかった。

アカアラジェもパステウも、いろいろ食べられるように小さめに作った。

バイーアでアカラジェを買うとファストフードのハンバーガーみたいな包装紙に包まれて出てくる。現地のアカラジェはボロボロと崩れやすいし、溢れるほどヴィナグレッチが入っているから、その包装紙でこぼれないようにしながら食べる。

ここではテーブルについてお皿があるのでそのまま手づかみ！

3本あったカシャーサを2本分ぐらい飲み、ワインを飲み、セルベージャを飲んだ。

カシャーサはブラジルフェスティバル2011の時に買った比較的アタックがまろやかなベーリョ・バヘイロが好評だった。

ブラジルの郷土料理を通してブラジルを楽しもうってことで始めたこのムケカ祭り。毎回始終みんなのブラジルでの体験談で会話が途切れることはなく、あっという間に時間が過ぎていく。

今回は午前10時に集合して、お昼の12時半にいただきますした。それから気がつけば夜の9時を回っていた。みんなで後片付けをして解散。（本当は午後4時ごろ解散予定だった(笑)）

よく食べたし、よく飲んだし、よくしゃべったし、よく笑った。おかげで今朝は喉が痛い。

また何ヵ月後かに開催する。ムケカ祭りの開催はこのホームページ上でお知らせするので、参加したい人はここをたまにチェックしてその時に連絡して欲しい。

この次に開催したムケカ祭りの様子

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